すももの【栄養、効能】
■クエン酸
・疲労回復
■ペクチン
・整腸作用
■カリウム
・利尿作用
・体の余分な塩分を排出
・高血圧対策
■葉酸
・貧血予防
■アントシアニン
・抗酸化作用
・アンチエイジング
すももは皮ごと食べるのがおすすめ! 付着している白い粉は新鮮の証!
すももの皮には、ビタミンやミネラル、アントシアニンも豊富に含まれているため、皮ごと食べるのがおすすめ。
生のまま食べてもいいですが、酸味が苦手な人は、調理すると食べやすくなります。そのさいは、皮ごと煮込んで汁ごと食べるソースなどにすると、栄養を逃さず摂取できます。
でも、皮ごと食べるとなると、気になるのが農薬。
皮に付着している白い粉を見て、「もしかして農薬!?」と気になったこと、ありませんか?
この粉は、農薬ではなく、ブルーム(果粉)という物質で、雨などの水分から身を守るために、果物自身がロウ物質を作ってできるものなんです。
だから、安心して食べて大丈夫。
むしろ、ブルームが付いていることは、新鮮な証拠なんですよ。
おいしいすももの選び方、旬の時期も紹介します
【見た目】全体に色のむらや傷がなく、白い粉(ブルーム)が付着しているもの
【感触】皮にはりと弾力があり、持ったときにずっしり重みのあるもの
すももは完熟すると、よい香りがします。
完熟していないものは、常温で保存し、追熟させます。
完熟したすももは紙袋に入れて冷蔵庫で保存しますが、あまり日持ちしないため、3〜5日以内には食べきりましょう。
【すももの旬】
6月から8月頃まで。
ただし、品種によっては9月に旬を迎えるものもあります。
ちなみに、すももは大きく分けて、「日本すもも(プラム)」と「西洋すもも」の2つに分類されます。
西洋すももの代表が、プルーンです。
一口にすももといっても、さまざまな種類があるんですね。
すももを食べるとき、これまで皮をむいていた人。皮にこそ栄養があるということを意識して、まるごとおいしくいただきましょう!
監修/吉沼弓美子(管理栄養士)
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