洗濯優等生はわずか2割… 洗濯の正しい知識を身に付けて梅雨を乗り切ろう!【洗濯知識テスト付き】

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2019.06.03

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部屋干しが原因で洗濯物が臭うは間違い!梅雨時の洗濯のポイントは?

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前述の洗濯知識テストで、間違った解答が一番多かったのが問9の「梅雨時のにおいは部屋に干すことが原因」という設問でした。
洗濯家・中村先生の解説では、部屋干しがにおいの原因ではなく、洗濯物の汚れが落ちきっていないことが原因とのことでしたね。つまり、正しく洗濯して汚れが落ちれば雨で部屋干しすることが多い梅雨時期でもにおいが気にならないはず。最後に中村先生に教えていただいた、梅雨時期の洗濯の3つのポイントをご紹介します!

【ポイント1】洗う前に菌を増やさない&こまめに洗う
臭いの原因菌は、汚れがあって湿っている状態が続くとどんどんと増殖します。それを防ぐために、できるだけこまめに洗うことがポイントです。汚れもついてからの時間が短ければ短いほど落ちやすいですし、部屋干しを前提にしてしまえば天気に左右されずに毎日洗濯できるのでどんどん洗ってしまうことをおすすめします。どうしても毎日洗濯できないという場合は、汚れた部分だけでも洗っておいたり、汗やお風呂上がりの水分などで湿ったものがある場合は、洗濯機やかごに入れずに一旦干しておくことも有効です。

【ポイント2】汚れや菌が落ちやすい洗い方をする
これに1番効果的なのが、「お湯」を使うこと。お湯を使うことで、繊維や皮脂汚れが緩んで落ちやすくなり、また洗剤も働きが良くなります。お風呂の残り湯を使うのもおすすめ。ただし、「お湯」が明らかに汚れている場合は使わない」ようにしましょう。
残り湯を使う時は入浴直後に使うのもポイント。お湯がだいぶ冷めてしまっている場合は洗浄力アップの効果が出にくいですし、時間を置いた残り湯は菌がかなり増殖している可能性が高いので、使う場合はお湯が温かいうちに、を心がけてください。

【ポイント3】速く乾きやすいように、干し方を工夫する
衣類が乾くときにポイントとなるのが、「服の表面積を広げること」と「空気のながれ」です。重なり合った部分は乾きにくくなってしまいます。重なる部分をできるだけ無くして、洗濯物の表面積を広げて干すことが大事です。例えば、シャツであれば襟を立てたりボタンをはずす、パンツであれば筒状にしたり裏返すことで繊維の重なりを軽減、風に当たりやすいようにしましょう。
洗濯物の表面積を広げた状態にしておき、換気扇をつけて湿った空気を逃したり、扇風機や除湿機、乾燥機などを併用すると良いです。

ジメジメして汗をかきやすい梅雨時期は、「雨だから洗濯ができない」ではなく、乾燥機を使ったり部屋干しをしてでもこまめに洗濯することが必要だったのですね! 例えば、ガス衣類乾燥機の「乾太くん」なら5キロの洗濯物も約52分で乾くそうですよ。3つのポイントに注意して正しい洗濯を行うと、今までの汚れの落ち方や匂いに違いを感じられるかもしれませんね! ぜひお試しください。

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