虫が嫌う匂いとは?
虫や蚊が嫌う匂いがあるのをご存知ですか?虫は一般的に強い匂いが嫌いなため、海外ではシナモンやミント、そしてブラックペッパーなどを使った害虫よけスパイス・ハーブがよく利用されています。また、今回の虫よけオイルの材料となる、クローブやローズマリーも虫が嫌う匂いを持っています。
とくに、クローブは虫よけに関しては、非常に持続性があると言われています。また、メキシコでは、蚊を寄せ付けないために、玄関先にローズマリーを植えている人もいるくらいです。玄関先のローズマリーのよい香りは、来客にもとてもよい印象を与えるため、一石二鳥ですね。
虫よけオイルの作り方
【材料】
市販のベビーオイル...1本
ローズマリー...大さじ1スプーン
クローブ...大さじ1スプーン
【作り方】
①ベビーオイルにローズマリーとクローブを、それぞれ大さじ1スプーン入れます。
②アロマが出るのを待つため、5日間ほどねかせます。
【ポイント】
・ローズマリーは、できれば乾燥よりもフレッシュローズマリーを使用しましょう。
・今回使用したのは130mlのベビーオイルです。ローズマリーとクローブの量はベビーオイルの量によって、調節してください。
・肌に合わない場合は、使用しないでください。
手作り虫よけオイルのメリットと使い方
手作り虫よけオイルの最大のメリットは、家族みんなが安心して使えることです。また、ベビーオイルなので、肌にもやさしく、匂いが気にならないのも嬉しいですね。化学薬品の入った虫よけは、確かに効果は強いかもしれませんが、子どもの体にはよくないことも。
市販の虫よけも、一般的に効果が続くのは6時間ほどです。手作り虫よけも、同じように数時間ごとに再度塗るようにしてください。
一日だけキャンプに行く時に、市販の虫よけを使用するのはいいかもしれません。メキシコでは、デング熱やジカ熱の心配もあるため、我が家でも、ジャングルや公園に長時間いる時は、市販の虫よけを使用することもあります。
しかし、毎日の使用には手作り虫よけの方が、断然に安心です。とても簡単に作れるし、効果もバッチリです。これは、近所のメキシコ人女性に教わったもので、メキシコではこのやり方がメジャーです。我が家も、この方法で虫よけするのが長い間習慣となりました。
簡単に作れ、お子さんにも安心ですので、この夏はぜひ手作り虫よけオイルを作ってみてください。
文/Yu Larraz
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。