保冷剤の便利すぎる活用法!旅行で不在でも「植物の水やり」をやってくれる!?【動画付き】

ライフスタイル

2019.07.22

ケーキ屋やスーパーなどで洋菓子や食品の腐敗を防ぐ役割で付いてくる保冷剤。気が付くと冷凍庫に大量にたまっていたということはありませんか?

その保冷剤を風邪をひいた時におでこにピタッとあてたり、ケガをしたところのアイシングに使用したりしますが、「冷やす」以外にもいろんなことに活用できるのです。
意外と知られていない保冷材の便利な使い方を3つご紹介していきます。

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保冷剤の中身を開けてみよう!

保冷剤の中身を思い切って開けてみます。

中身は吸水性の高いポリマー!

保冷剤には中身が液体状のものとゲル状のものとあります。
液体状のものは、入れ物がハードなもので大きさもクーラーボックスに入れるような大きいものがほとんどです。
ケーキ屋さんやスーパーでもらうようなものはほとんどが外袋を触るとプニプニとするゲル状のソフトタイプです。
まれに、小売店でもらうものの中にも小さな小袋に入った液体タイプの保冷剤がありますが、こちらは水だけが入っているものです。

今回の活用法では、比較的手に入りやすいソフトタイプの保冷剤を使います。

保冷剤の袋をあけてみると、中から出てきたのは、ゼリーのようなブリブリとしたもの。
日本で使われる保冷材の成分は98%が水で残りの約2%が吸水ポリマー(わずかな防腐剤、形状安定剤も含む)でできています。

たくさん水を含むことができる吸水ポリマーは凍りやすく、溶けにくい性質を持っています。
また、小袋に入れることで、何度も冷凍して、繰り返し保冷剤として使うことができるのです。

では、この保冷剤を使った活用法を見ていきましょう。

保冷剤活用法①:植物の水やり

土の上に保冷剤をのせておきます。

保冷剤から水が少しずつ溶けだしていくので、旅行などで水やりができない時におすすめです。

旅行などで家を留守にする間の水やりに悩むことありませんか?
そんな時に保冷剤が使えます。
鉢植えや花壇に解凍した保冷剤をのせておくことで、保冷剤から少しずつ水が溶けだして、植物を乾燥から防いでくれます。

保冷剤の活用法②:ホットパック

保冷剤を耐熱のボウルに入れ、熱湯に2分浸しましょう。

温まった保冷剤をタオルに包んでホットパックの完成!

保冷剤は冷やすだけのものではありません。
温めることでホットパックとして使うこともできます。

お湯に2分浸して温めるだけで、じんわりと温かく、身体にもフィットしやすい柔らかさのホットパックのできあがり。
腰痛などケガのケアの他、アイマスクなどにもおすすめです。

【注意】
・ビニールの素材などをよく確かめて、熱湯に浸してください。
・保冷剤を電子レンジで温めるのはやめましょう。

保冷剤の活用法③:芳香剤

水性ぺんのペン先を水に浸し、インクの色を水につける

色のついた水を保冷剤に混ぜる

よく混ぜた保冷剤に香水を数滴たらし、さらに混ぜる

ガラスのビンの容器に色と香りをつけた保冷剤を少し入れる

ビーズや好きな小物を入れて飾り付ける

色を付けていない保冷剤をその上に入れる

ビンなどの容器をリボンや花など、お好みにデコレーションする

見た目もステキな手作り芳香剤のできあがり

匂いは水分にくっつくという特性があります。
この原理で市販の芳香剤にも高吸収ポリマーが使われているものが多く存在しています。
高吸収ポリマーは、小さな凹凸が無数にあり、それによって表面積が広くなり、より匂い成分を吸着することができるのです。
保冷剤の高吸収ポリマーを使って、手作り芳香剤を作ってみませんか?
お好みの香り、色、デザインで自分だけのオリジナル芳香剤が簡単に作れます。

動画でもご覧いただけます

 

保冷剤の意外な使い方をご紹介しました。

【注意点】
保冷剤の中身を出して使用する場合、誤飲の恐れもありますので、小さな子どもやペットのいるご家庭では十分に注意をしてください。
また、使用後にゲル状のままトイレや下水に流すのはやめましょう。
高吸収ポリマーが水分を吸着してしまい水道管のトラブルの原因になります。
保冷剤を捨てるときには、燃えるゴミとして捨ててください。

これらの注意点に留意して、保冷剤を便利に活用してみてください。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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