夏に役立つ万能オイル!「ハッカ油」の活用法とは?虫よけ、消臭、バスオイル…【動画付き】

ライフスタイル

2019.07.23

北海道のお土産などでもおなじみで近年ナチュラリストの間でも注目を集めているハッカ油。
ハッカのさわやかな香りは気分をスッキリさせてくれます。
ハッカ油はドラッグストアなどでも手軽に買え、生活のさまざまな場面で活躍する万能オイルなのです。
今回はそんなハッカ油の活用法をご紹介していきます。

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ハッカのメントール成分が清涼感の秘密

出典:www.photo-ac.com

ハッカは日本に自生しているハーブでミントの一種です。
シソ科の多年草で全体に清涼感のある香りが特徴。
刈り取ったハッカ草を乾燥させ、蒸留・精製したものをハッカ油と言い、
さまざまな製品に使用されて、私たちの生活にも身近にあるものです。

清涼感は多く含まれているメントールによるものです。
メントールによってなぜ、涼しく感じるかというと、皮膚の温度を感じる受容体を刺激しているためです。また、常温で昇華するので、同時に気化熱を奪っていき、その時に涼しさを感じます。

西洋のミントに比べ甘みがないのが特徴で、気分を高揚させたり、落ち着かせる効果が高く、アロマテラピーや漢方の世界でも用いられています。

そのハッカ油の活用法を次のブロックでご紹介していきましょう。

ハッカ油活用法①:虫よけスプレー

霧吹きやスプレーのボトルにハッカ油を20~40滴入れます。

そこへ無水エタノールを10ml加え、

さらに精製水を90ml加えて

蓋を閉めてよく振って混ぜましょう。

虫よけスプレーの完成です。肌に吹きかけてご使用ください。

 

ハッカ油活用法②:消臭スプレー

活用法①で作った虫よけスプレーは部屋の匂いをスッキリさせる消臭スプレーにもなります。

殺菌・消臭効果も抜群で、カーテンやカーペットなどに吹きかけて使ってもOKです。

 

ハッカ油活用法③:バスオイル

バスオイルとして、浴槽に1~2滴たらすだけで、湯上りさっぱり!

 

ハッカ油活用法④:ミントティー

紅茶やハーブティーに1滴たらすと、ミントティーとして楽しめます。

 

ハッカ油を使う際の注意点

・スプレーボトルを選ぶ時は、ポリスチレンのボトルを避けてください。ハッカ油の成分によって溶けてしまいます。ガラスや陶器、ポリプロピレン・ポリエチレンなどの素材がおすすめ。

・飲食物に入れる場合は「食品添加物」という表示があるものを使用してください。

・妊婦や赤ちゃんに使用するには刺激が強すぎる場合があります。通常より薄めてお使いください。妊婦や赤ちゃんでなくても、皮膚が弱い場合には、つけ過ぎると肌がヒリヒリしたり、肌が荒れてしまうこともあるので注意しましょう。

・香りが強いため、香水と同様に周囲に配慮しましょう。

・スプレーで使用する際は、目に入らぬようにしてください。強い刺激によって痛みが生じます。

・ハッカ油によって体感温度も下がったように感じますが、涼しく感じていても、身体では熱がこもったまま。知らないうちに熱中症になってしまう恐れがあるので、暑い季節にハッカ油を使う時は、意識的に水分補給をしてください。

動画でもご覧いただけます

 

ハッカ油の活用法をご紹介しました。
生活のさまざまな場面で活用でき、暑い季節にはもってこいの万能オイルを取り入れてみませんか?

ぜひ、一家に一本ハッカ油を。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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