洗面台をオキシ漬けしてみた! Before・After
洗面台からその周辺まで、オキシクリーンの効果で手間をかけることなく丸ごとピカピカにすることができました!
洗面台の汚れの原因
洗面台汚れの原因は多くありますが、大きくは以下の4つが考えられます。
1.黒ずみ
手垢やホコリによって、さらに石けんカスや皮脂汚れをエサに繁殖したカビが原因。洗面台全体や蛇口の根元に付きやすく、くすんで見えます。
2.赤カビ
湿気の多い水回りに繁殖する酵母菌の一種。排水溝やボトルの裏側によく見られます。ピンク色のヌルヌルした正体は赤カビです。
3.水垢
水道水に含まれるミネラルやカルシウムが蒸発して残り、固まったもの。白いうろこ状の汚れでくすみ、放置すると落としにくくなります。
4.油汚れ
手垢などの皮脂、化粧品や整髪料などが飛び散って残ったもの。
洗面台の汚れを防ぐには、水けをなるべく残さないことや、こまめな掃除が不可欠です。オキシクリーンを使用して、簡単にきれいにする方法をマスターしておきたいですね。
万能な洗剤「オキシクリーン」とは?
オキシクリーンとは、酸素系漂白剤です。
主成分は、過炭酸ナトリウム(酸素系)、界面活性剤(エトキシレート)、炭酸ナトリウム、洗浄補助剤で、柔軟剤が含まれているものもあります。
※アメリカ製の場合です。日本製には界面活性剤は含まれません
オキシクリーンは、酸素の泡の力で汚れを浮き出させて引き離し、洗浄する洗剤です。すべての色素を漂白する塩素系漂白剤とは違い、汚れのみを洗浄するため、色柄物にも使用できる点がポイント。そのため、衣類などの洗濯をはじめ、キッチンやお風呂場、トイレなど家中の掃除にまで多目的に使用できる万能な洗剤なのです。
また、酸素の泡の力で隅々まで洗浄できることから、においの元となる汚れを取り除き、スッキリとしたさわやかな匂いにする消臭効果も発揮します。
◼︎オキシクリーンの基本的な使用方法
1. 40〜60度のお湯にオキシクリーンを投入し、かき混ぜてよく溶かす
2. 20分以上、6時間以内のつけおきをする
◼︎高い効果を得るための注意点
・酸素系漂白剤の効果が発揮できる温度が40〜60度なので、より高い効果を得るために守ってください。洗浄するアイテムにより、高温にしすぎないほうがいい場合もあります
・オキシクリーンはよくかき混ぜて完全に溶かしきってください
・つけおき時間は、アイテムや汚れ具合によって異なりますが、6時間以上経過すると効果を発揮しなくなります。オキシクリーン液のつくりおきは不可です
・素手でオキシクリーン液に触れると手荒れをおこすこともあるため、ゴム手袋などを使用してください
では、洗面台でのオキシクリーンの使い方&オキシ漬けの方法をご紹介します。
洗面台をオキシ漬け!シャワーヘッドや洗面グッズも一緒についで洗いOK
オキシクリーン液をつくったら、あとは放置しておくだけ! の簡単ほったらかしお掃除。これなら、定期的にできるので、ピカピカで気持ちのよい洗面台を常にキープすることができます。
また、シャワーヘッドや洗面グッズ以外にも、洗面器やボトルなどのお風呂小物も一緒にオキシ漬けすることでピカピカになりますよ。
オキシクリーンで落ちない洗面台の汚れはある?
さまざまな汚れに対応できる万能なオキシクリーンですが、じつはオキシクリーンでも落とせない汚れがあります。
それは「水垢」です。水垢はアルカリ性の汚れなので、同じアルカリ性のオキシクリーンでは汚れを分解することが難しいのです。
水垢汚れがひどい場合には、酸性である「クエン酸」がおすすめ。アルカリ性の汚れを酸性のクエン酸がふやかして落としやすくしてくれます。
1.水200mlに小さじ1程度のクエン酸を入れ、クエン酸水をつくります。
2.クエン酸水を空のスプレーボトルに入れて水垢に吹きかけ、キッチンペーパーまたはラップをかぶせて1時間ほど放置します
3.仕上げにスポンジなどで磨きながら水で洗い流して終了です
オキシクリーンで落とせなかった水垢には「クエン酸」でお試しくださいね。
オキシ漬けの待ち時間には、オキシクリーン液で洗面台の床も拭き掃除も!
洗面台のオキシ漬けをしている1時間のあいだは、ついでに床の拭き掃除でムダなくピカピカにしてしてしまいましょう。
40〜50度のお湯4リットルにオキシクリーンを大さじ1程度投入し、よくかき混ぜてオキシクリーン液をつくります。ゴム手袋をし、雑巾にオキシクリーン液を染み込ませて床を拭きます。こちらも洗面台まわりと同様に、水拭きと乾拭きでの仕上げをお忘れなく!
足裏の皮脂、こぼしてしまった洗剤や化粧品などの汚れがスッキリ取れて、足元がサラッと快適です。
洗面台がきれいな状態だと、毎日の始まりも気分よく過ごせます。オキシクリーンでできる簡単お掃除、ぜひ定期的に行ってくださいね。
文/グンジ カナ
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