SNSのはまりすぎには要注意!【脳科学者に聞いた!vol.64】

ライフスタイル

2019.10.16

SNSに幸せそうな記事をアップする人たち。その行為の裏には、あるネガティブな感情が隠されているといいます。

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SNSは、そこに集う人々の妬みと嫉(そね)みに満ちています

 海外の高級リゾートホテルに宿泊。
 一見さんお断りのレストランで食事。
 かわいい子どもとディズニーランドへ。
 SNSにアップされた、他人の幸せそうな記事を見て、好意的に感じる人ばかりではありません。投稿者に対し、ネガティブな感情を抱く人もいます。
 それは、みんなわかっているはずです。妬みを買うリスクも十分にあることをわかっていながら、幸せそうな記事をアップするのはなぜでしょう。
 そこにはまた、「人に嫉妬させたい」というネガティブな感情が隠れているように思えます。
 だから、SNSにはまり込むのは、よほど注意が必要なのです。

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中野信子(なかの・のぶこ)
脳科学者、医学博士、認知科学者。横浜市立大学、東日本国際大学などで教鞭を執る。脳科学や心理学をテーマに研究や執筆活動を行うほか、その知見を生かしてテレビや雑誌でも活躍。社会問題やビジネス、カルチャーなど、幅広い分野を、科学の視点で読み解く語り口が人気。

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