「オイスターバー in TAU」ってどんなイベント?
「オイスターバー in TAU」のイベントは『ひろしまブランドショップTAU』の2012年のオープン当時から毎年開催している人気のイベント。今年は11月15日から第1弾がスタートし、第2弾が11月22日〜、第3弾は11月29日〜12月1日、第4弾は12月6日〜8日に開催されます。「オイスターバー in TAU」では、6種類ものラインナップを揃えた生牡蠣のほかにも、カキフライやカキのおむすびなどの料理メニューや、生牡蠣と相性のよい広島の日本酒やワインなども一緒に楽しめます。
広島県って牡蠣王国だった!
広島県って日本最大の牡蠣産地ってご存知でしたか?2017年の全国牡蠣総生産量は約3万トンと言われており、そのうち約2万トンを広島県が占めているんだとか。2位の岡山県は約3千トンなので約6倍の生産量を誇っています。まさに、牡蠣王国の広島県。広島産のブランド牡蠣は一般的には殻は小さいけれど、その割には身が大きくぷりっとしていて濃厚で滋味あふれる味わいと磯の香りがが特徴。
そんな広島産のブランド牡蠣を今回6種類食べ比べします。
まずは創業1867年の老舗「かなわ水産」のブランド牡蠣3つを試食!
左:「先端(SENTAN)」、中:「大黒神島(オオグロカミシマ)」、右:「ひろしま」
「かなわ水産」の牡蠣は、広島県が指定する生食用かき採取海域の中でも特に水のキレイな場所で育成採取されており、キレイな水で育てることにこだわっているのだそう。
6か月育成と比較的短いため、小ぶりでたくさん食べられる「先端(SENTAN)」。食べてみると、海水の味が強めで、身の甘味が引き立っています。
18か月育成と一般的な牡蠣の育成期間と同じぐらいの「大黒神島」。塩味と甘味のバランスが良く、噛めば噛むほど旨味が口いっぱいに広がります。
20か月以上育成と生育期間が一番長い「ひろしま」。他の2つに比べて、一番身が大きくぷりっとしていて、食べ応え十分。旨味がぐっと押し寄せてくるほどインパクトがあります。
次の3種も食べ比べ!
次の3種は、左の「ファームスズキ」の「塩田熟成牡蠣(エンデンジュクセイカキ)」、中の「フルスイ」の「Zオイスター(ゼットオイスター)」、右の「三浦海産」の「三浦さんの牡蠣」です。
「ファームスズキ」の「塩田熟成牡蠣(エンデンジュクセイカキ)」は、塩田跡の養殖池(クレール)で育成。海で育てた牡蠣よりも甘味が強く、芳醇でマイルドな味わいが特徴だそう。一口食べてみると、海で育成した牡蠣よりも塩気が少なく、食べやすい。あとから甘みが押し寄せる感じです。
「フルスイ」の「Zオイスター(ゼットオイスター)」は、水揚量が少なく、希少価値の高い三津湾産の三倍体で身が大きいのが特徴。類似商品と区別するため牡蠣の殻にはハートとZが刻印されているんです。ハート型が刻印ってなんとも可愛らしいですよね。食べてみると、殻が大きいだけあって、身も大きくてぷりっぷり。食べ応え抜群!
「三浦海産」の「三浦さんの牡蠣」は栄養分の多い海域と少ないところを移動して身をふとらせたり、身入りの良い牡蠣だけを選別して水揚げするなど牡蠣の品質にこだわっているのが特徴。広島では、主に高品質スーパーや飲食店で取り扱いされている牡蠣なんだとか。こちらも大きめなので食べ応え満点!口の中にジュワーと旨味が広がります。
広島産牡蠣をふんだんに使ったメニューも!
「オイスターバー in TAU」では『ひろしまブランドショップTAU』の地下1階にある瀬戸内ダイニング 遠音近音(をちこち)で大ぶりの広島県産牡蠣を使った「牡蠣のちり鍋」、2階の広島お好み焼き 鯉々(こいこい)では、プリップリの牡蠣を山盛りに乗せたお好み焼き「マシマシ牡蠣」、3階の広島イタリアンMERI Principessaでは瀬戸内レモンの香りが爽やかなアクセントとなっている「牡蠣のレモンソーススパゲッティ」や「オイスターミスト」など、広島産牡蠣を使ったメニューが楽しめます。
「オイスターバー in TAU」
期間:第1弾11月15日~17日、第2弾11月22日~24日、第3弾11月29日~12月1日、第4弾12月6日~8日
東京都中央区銀座1-6-10 銀座上一ビルディング『ひろしまブランドショップTAU』1階ひろしまCAFE
どれも味が違って食べ応え十分なので、ぜひこの機会に広島産の牡蠣を堪能してみてください。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。