「自分が不妊だとは思っていなかった」女性は6割以上⁉ちょっと聞いて、不妊治療の前に知っておきたいこと

家族・人間関係

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2019.12.23

「子どもを持つか否か」「持つのであればいつまでに何人を?」。この質問に明確に答えられる女性は、少ないのかもしれません。不妊症・不妊治療専門情報サイト「不妊治療net」の運営や、卵巣年齢チェックキット「F check」の販売を行なうF Treatmentが発表した妊活・不妊治療の実態をみると、そこには知識不足や女性の職場環境、夫婦間の意見の相違など、さまざまな問題が浮かび上がってきます。

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“自分事化”されない不妊症に対する知識不足

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出典:funin-info.net

妊活中及び妊活や不妊治療の経験がある20代〜50代の女性750名を対象に実施した「妊活・不妊治療に関する意識調査」の回答結果によると、妊活を始めてから不妊治療開始までに1年以上かかった理由について「不妊の存在を知らなかった」「不妊の存在は知っていたが、自分(または夫)がそうかもしれないとは考えていなかった」と答えた人が62.7%という結果が。

「妊活」という言葉が広く使われるようになった今でも、不妊治療が“自分事化”されていないという実態が明らかになりました。

そもそも不妊の定義は?というと、妊娠を望む健康な男女が避妊をしないで性交をしているにもかかわらず1年間妊娠しない場合です。そして、妊活をはじめてから不妊治療開始まで1年以上かかった方が、不妊治療経験者の約4割ということも今回の調査で明らかに。

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