あんなにも欲しがっていたのに…子どもはおもちゃにすぐ飽きちゃう【育児あるある図鑑File.61】

家族・人間関係

2020.02.19

子どもは不思議な動きやおかしな行動をよく取るもの。
そういった“子どものあるある行動”を紹介していく連載『育児あるある図鑑』。

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育児あるある図鑑【File.61】は… 『おもちゃの持ち腐れ』

■生息地

自宅のリビング。
または、おもちゃ箱の付近。

■生態

誕生日やクリスマス、夏休みやお正月など、事あるごとに様々なおもちゃを欲しがる。
ところが、必死なおねだり攻撃で手に入れたのにも関わらず、最初のうちだけしか遊ばない。
すぐに飽きたり、おもちゃの存在自体を忘れてしまったりして、最終的には手にすることすら全くなくなる。
そうやって、気づいたときには、“おもちゃの持ち腐れ”状態に陥っている。
同様のパターンで、「ぬいぐるみの持ち腐れ」や「ガチャガチャの持ち腐れ」、「シールの持ち腐れ」なども生まれたりする。
色々とおもちゃを手に入れても、結局はいつも同じおもちゃでばかり遊ぶようにもなりがちである。

■「物を大切にすること」もきちんと教える

子どもを持つようになると、家の中にどんどんおもちゃが増えていく。
これはどこの家庭でも起こり得る典型的な育児あるあるであるでしょう。
ただ、おもちゃの数は増える一方なのに、実際にいつも遊んでいるおもちゃはほんの数種類だけだったりもするもの。
その他の大半のおもちゃ達は、手に入れたばかりの頃しか遊ばずに、あとはずっとおもちゃ箱の中にしまわれたままの状態に…。
これはさすがに、簡単に買い与えすぎてしまう親のほうにも問題はあるのかもしれませんね…。
物を大切にすることを教えるのも親の大事な役目のひとつなので、おもちゃを買ってあげる前に、子どもとそういう話をきちんとしておくべきでしょう。

次回の育児あるある図鑑は、「寝るスペース泥棒」です。お楽しみに!

文/山田周平
ライター。1児の娘の父親である。WEBサイトの企画・ライティングや恋愛・育児コラムの執筆などを行っている。著書に『ひとのパパ見てわがパパ直せ』(メディアソフト)。

イラスト/波打ベロ子

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