気持ちが不安定なときは、ティータイムでゆったり
緊急事態宣言が一部解除され、少しずつですが、ふだんの生活を取り戻せるようになりました。しかし、まだ不安は続きます。気持ちが不安定になりがちだという人もいらっしゃるのではないでしょうか。そんなときは、自宅でのティータイムでゆったりリラックスしてみませんか？
紅茶は、ジャムやハーブなどと合わせて飲むこともありますよね。こうしたアレンジは、じつは日本茶でも簡単に楽しめるんです。そこで今回は、煎茶で作る「ジンジャーグリーン」とほうじ茶で作る「ほうじシナモン」をご紹介。どちらも意外な組み合わせが絶妙で、新鮮なおいしさが楽しめます。さらに、ストレスを和らげる効果も期待されるので、今の時期、とくにおすすめです。
ジンジャーグリーン
【用意するもの】
ボトル（ペットボトルや水筒などでも可能）
煎茶…15g
干し生姜…3g
クローブ…2かけら（あれば）
砂糖…50g
水…1L
【作り方】
①容器に入れた水に煎茶、生姜、砂糖、クローブを投入する。
②冷蔵庫で10時間ほど抽出する。
③途中で成分が水に溶け込みやすくなるように2時間おきに撹拌する。
④急須や茶漉しを使ってできた冷茶を濾しながらボトルや水筒に移す。
★体重増加が気になる方は砂糖をオリゴ糖などにすると良いかも。
★水の代わりにソーダ水で作ると喉の殺菌効果が高まりおいしい！
★作ってから2、3日で飲みきってください。
ほうじシナモン
【用意するもの】
ほうじ茶…5g
シナモンパウダー…0.5g
カルダモンパウダー…0.5g
ミルク…200g
黒糖…13g
【作り方】
①鍋にミルク、黒糖、ほうじ茶を入れ弱火で煮る。
②沸騰する直前に火を止めて1分ほど茶葉を抽出する。
③マグカップにシナモンパウダーとカルダモンパウダーを入れておく。
④急須や茶漉しを使って漉しながらマグカップに鍋で作ったお茶を注ぐ。
★体重が気になる方は砂糖をなくしたりミルクの代わりにお湯で作ってもおいしい。
★カルダモンの代わりに白胡椒を入れて雰囲気を変えてみて！
★煮るときにゼラチン4gを加えてゼリーにしてデザートにも。
教えてくれたのは、茶師：本多茂兵衛さん
富士山まる茂茶園、五代目。自身の茶園で、お客様の好みやライフスタイル、健康状態を聞きながら、様々な種類の茶、ハーブやスパイスを自在に合わせ、その人だけのお茶のレシピを創りあげる「合組-GOGUMI-」を提供。公益財団法人するが企画観光局が2018年9月より行なっている茶を活用したプロジェクト「茶事変」の主要メンバーでもある。
「茶事変」では、現代のニーズや潜在需要に合わせた新たな茶体験をデザインし、地元静岡の茶農家・生産者と共に多様な施策を展開。お茶と料理のペアリングコースを楽しむイベントや、さまざまなアルコールにお茶を漬け込んだアルコールインフュージョンを地元レストランなどに提供するなど、茶の可能性を拡げ、新たな交流をつくる仕掛けを実施している。
お茶と意外な食材の組み合わせで、おしゃれなドリンクに！ 新しいおいしさで、気分がリフレッシュし、癒されます！
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