「心に無理をしないで生きる」と決めると人生が輝く!
これまで心に分厚い「メイク」をして、自分の希望よりも他人からの期待にこたえ続けてきた人は、それをやめると不安を感じたり、自信を持てなかったりすることがあります。
しかし、無理しない、と決めたからこその、新しい人間関係が築けるはず。いくつかの具体例を交えてお伝えします。
【心に無理をしないメリット①】自分軸を見つけられる
心の「メイク」を落として「すっぴん」になると、あなたは自然と周りの目が気にならなくなります。
なぜなら、「人にどう思われようと、私は私なんだ」という「自分軸」を確立することができるからです。
人にどう思われるかが気にならなくなったら、あなたはいつも自分らしく振る舞えますし、人間関係においても主体的に行動を選択できるようになります。
例えば、仲良くしていた同僚から「相談があるんだけど、ちょっと付き合ってくれない?」と話しかけられた時。
あなたは納期が迫った仕事を抱えており、仕事が終わったら早く家に帰ってゆっくりその日の疲れを癒したいと思っていました。
「メイク」をしていたときのあなたであれば、そのような状況であったとしても無理やり「うん、いいよ。大丈夫。じゃあ、すぐに仕事終わらせるからご飯食べながら話そうか?」などと答えていたかもしれません。
「せっかく私を頼ってくれたんだから、それに応えないのは申し訳ない」
「相談に乗らなかったら『あの人は冷たい』と言いふらされてしまうかも」
などと考えてしまうでしょう。悪いことではないのですが、自分の本音を抑えてしまったことは確かです。
しかし、自分軸が確立されれば、次のような2パターンを考えられます。
A 仕事が忙しいから今日相談に乗るのは無理。でも、せっかく相談を持ち掛けてくれたのだから、納期後ならいつでも大丈夫。それまで待ってもらおうか。
B 本当は早く家に帰って休みたいけど、大切な同僚の相談だから、ここは一肌脱いで話を聞いてあげるのも悪くない。
「A」または「B」という選択肢を持つことができるのです。
しかも、どちらも「相手にどう思われるか?」を気にした態度ではなく、あくまで自分の状況を踏まえて、その上で相手のことを考えるという大きな変化があります。
「すっぴん」になって「自分軸」が確立されると、人にどう思われるかよりも、自分がどう思うかをまず考えられるようになります。
相手の気持ちに配慮することができるようになっているのです。
もちろん、ここでは「A」を選んでも「B」を選んでも、どちらでも構いません。
心を「すっぴん」にするだけで、主体性を持って行動できるようになるのです。
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