定番のアウトドアおやつ「焼きマシュマロ」をもっとおいしく!
キャンプで大人気の焼きマシュマロ。自宅のコンロでも、おいしい焼きマシュマロが作れるんですよ。
専用の棒がない場合は、竹串にマシュマロを刺して焼いてもOK。普通のマシュマロでもおいしいですが、筆者のおすすめは「チョコ入りマシュマロ」。香ばしく焼けたマシュマロの中からトロトロのチョコが出てきて、一度食べたらやみつきのおいしさです! 焼くときは弱火で焦らずじっくりと。火が大きかったり火に近づけすぎると、マシュマロに火がついて一瞬で焦げてしまうので、気をつけながら焼いてくださいね。
棒の先につけたマシュマロを炙るだけなので子どもといっしょにできますが、コンロの五徳は熱くなっていて危険です。必ず大人が付き添い、やけどには十分ご注意を。
また、焼いたマシュマロを2枚のクラッカーでサンドするのもおすすめです。焼きたてのマシュマロを挟むと中の柔らかい部分が流れ出てしまうので、焼き上がったものを1~2分置き、粗熱の取れたものを挟んでくださいね。
みんな大好き「ポップコーン」もアツアツの出来たてがおいしい!
「ポップコーン」も、自宅のコンロでも、キャンプでも楽しめるメニューです。メーカーがいくつかあるので、商品に記載の作り方に沿って作ってみてくださいね。
ポンポンッ!と弾けて膨らんでいく過程と香ばしい香りに、子どもたちが大興奮すること間違いなし! アツアツの出来たてポップコーンはビールにもよく合うので、大人にも好評の一品です。
「たい焼き」も自分で作れば“あんこたっぷり”も思いのまま!
たい焼きの焼き型があれば、キャンプ先でも自宅でも、手作りたい焼きが楽しめます。生地は普通のホットケーキミックス、あんこは市販のものでOK。
キャンプで作るときは、水を入れて袋のまま混ぜるだけで簡単にホットケーキ生地が完成するタイプのものがおすすめ! 洗い物が少なく済み、味も普通のホットケーキと変わらずおいしいですよ。
続けて作るときには焼き型が熱くなっていて危険なので、小学校低学年以下の子どもには難しいです。熱する前の1回目はぜひ、お子さんにやらせてあげてくださいね。追加で作る場合、どうしても子どもが生地やあんこ入れをしたいというときには、焼き型を冷水で冷ましてからが安全です。
手作りたい焼きは家族でおやつに楽しむのはもちろん、お客さんが来たときのお茶請けや、手土産にしても喜ばれますよ。
おやつにもご飯にもなる「ホットサンド」
ホットサンドの焼き型も、あるとキャンプが楽しくなるアイテムです。筆者の家ではキャンプだけでなく、普段のおやつ作りや休日の朝食作りなどでも、自宅でホットサンド型を活用しています。
食パンにチーズやハムを挟んで朝食やブランチに。サンドイッチ用の食パンにマシュマロやチョコ、バナナとグラニュー糖などを挟んで焼けば、お腹を満たすおいしいおやつに。
食パンにカレーを挟んで焼くとカレーパンになるので、キャンプで余ってしまったカレーも翌日の朝食としておいしく食べられますよ。その場合、挟んだカレーは熱せられると水っぽくなるので、前日余ったカレーは片づけのときに煮詰めて、ある程度水気を飛ばしておくのがポイント。
水分が多くなかなか煮詰まらない場合には、少量のご飯を入れて煮込んでおき、カレー味のご飯ごと食パンに挟んだ、カレーご飯サンドに。カレーといっしょに溶けるチーズを挟むのも◎。カレーを挟む際には火を入れず、油が浮いていても冷たいままパンに挟んでくださいね。
ほかにも、「何を挟んでみたらおいしいか?」親子で考えてみるのも楽しいですね!
子どもといっしょのクッキングは楽しいものですが、子どもが怪我をしないように神経を使い、時間もかかって大変なので、普段の生活の中ではなかなかできないですよね。だからこそ、夏休みのお楽しみイベントとして親子で手作りおやつを楽しんでみてはいかがですか?
こちらでご紹介したものは専用の道具が必要なものもありますが、焼きマシュマロとポップコーンは材料があれば簡単にできますよ。ご自宅のキッチンがIHの場合は、カセットコンロをご使用くださいね。
もちろんキャンプやバーベキューでできるものばかりなので、アウトドアの場面でも、ぜひ作ってみてくださいね!
文/鈴木杏
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