1日1分|女性の"シモ"トラブルの代表「尿もれ」を改善する簡単ヨガ

心と体

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2020.09.06

アラフォー世代のトラブルNo.1と言ってもいい「尿もれ」問題。咳やくしゃみをした瞬間や、急に立ち上がろうとした瞬間など、ドキッとした経験がある方は実は多いかもしれません。一方で恥ずかしさなどからなかなか人に相談することなく過ごしている方が多いかもしれません。そんな人におすすめ、1日1分でOKの尿もれ改善ヨガをご紹介します。

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尿もれの原因は?

主な尿もれの原因は加齢・閉経・妊娠・出産による「骨盤底筋」の衰えと言われています。
妊娠・出産時はお腹の赤ちゃん・胎盤・羊水、子宮の重みを支えるためゆるんでしまったり、出産時の状況により骨盤底筋がダメージを受けるためと言われています。
そして更年期以降は、加齢により、筋肉量に関係する女性ホルモン「エストロゲン」の分泌が減少。骨盤底筋の弾力がなくなり、筋肉も薄くなり尿もれトラブルが起きやすくなります。
また、デスクワークなどで同じ姿勢をとり続けることや、便秘、肥満、運動不足、骨盤底筋を意識しない腹筋運動なども、実は骨盤底筋に負荷をかける原因に。

骨盤底筋とは?

出典:www.ac-illust.com

多くの人が普段意識することなく過ごしている骨盤底筋。骨盤の底にあるハンモック状の筋肉で、子宮・膀胱・直腸など大切な内臓を支えてくれています。そして、排泄コントロールをしてくれる筋肉でもあります。片手に乗るほどのサイズですが、大切な役割をしてくれます。
普段の生活でなかなか意識しづらい筋肉ですが、意識次第で鍛えていくことができる筋肉なので、今から少しずつ対策をすることで改善・予防につながります。

それでは、ご紹介する簡単ヨガポーズで、骨盤底筋を鍛えていきましょう!

寝ながらできる尿もれケアポーズご紹介!

【橋のポーズ】
① あお向けになり両ひざをたてます。
足は腰幅に開き、かかとをお尻に近づけひざの真下にセット。両手の平は下向きに体側に置きます。
② 息を吐きながらゆっくりお尻〜背中を持ち上げます。
③ 足裏・手の平で床を押し、足のつけ根・太ももを天井に持ち上げるように身体全体を伸ばし5呼吸キープ。
④ ゆっくり背中〜お尻を床に下ろします。

◆アレンジ
ひざが開きやすい場合は、ヨガブロック又はバスタオルを挟むと、内太ももを意識しやすくなります。

◆注意事項
・首の位置は動かさず、顔は天井方向に向けておきます。
・首に違和感がある場合はおやすみしましょう。

◆期待できる効果
尿もれ改善予防・お腹引き締め・美脚・美尻・姿勢がよくなる・前向きな気持ちになれる、など

1日1分でOKなので、ちょっとした隙間時間やテレビを見ながら行えます。ぜひ毎日の習慣に取り入れてみてください。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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著者

楠部 静代

楠部 静代

自分らしく健康で笑顔の毎日をサポート! セラピスト・ヨガインストラクター・3人のママ(10・8・5歳)楠部静代です。神奈川・オンラインを中心にママの為のヨガレッスン・癒しイベントを定期開催中。 IHTA認定ヨガインストラクター・ チャイルドボディセラピスト・ ベビトレヨガインストラクター・ JHRS認定リフレクソロジープロライセンス実技士・ AEAJ認定アロマテラピーアドバイザー

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