暮らしのプチストレスは「家事のかけ算」で解決! モノとコトをかけ合わせて時短につなげるテクニック

家のこと

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2020.10.19

「時間を貯める」という概念を提唱する『時間が貯まる 魔法の家事ノート』の著者、三條凛花さん。無理しない家事で幸せな毎日のアイデアを発信しています。 時間があるときの一工夫が、むだな工程をカットできるので、将来の手間をカットすることにつながり、時間を貯めることにつながります。 今回は、暮らしのプチストレスを解決するためのヒントである「家事の四則演算」から、「家事のかけ算」について詳しく教えてもらいました!

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「家事のかけ算」とは?

暮らしの中にあるプチストレスを解決する「家事の四則演算」の中から、「家事のたし算」と「家事のひき算」については、すでにご紹介してきました。

 

今回は、モノとコトをかけ合わせて時短につなげるテクニック「家事のかけ算」について紹介します。

「今困っているコト」「余っているモノ」・「便利なモノ」をかけ合わせるだけで、悩みが解決してしまうんです。

例えば、100円ショップやネットショップでは、便利なものがたくさん売っていますよね。悩みにを解決する新しいアイテムを買うのも一案です。でもまずは、家にあるモノで何かできないか考えてみるのが「かけ算」の考え方。

死蔵しているものは、使い道ができてムダになりませんし、お金もかかりません。

困りごとに気づいたとき、すぐにモノとかけ合わせるためには事前の準備が必要です。準備といっても難しいものではありません。「収納ボックスBOX」を作っておくだけ!

「家事のかけ算」にはいろいろなパターンがありますが、今回は「困りごと」と「収納グッズ」をかけ合わせる方法について書いていきます。

「収納ボックスBOX」とは?

「収納ボックスBOX」は、収納に使えるアイテムをまとめた箱です。

困りごとに気づいたら、まずはここを開けてみましょう。そして10秒ほどじっくり眺める。すると、良いアイディアが浮かんでくるかもしれません。

「収納ボックスBOX」にする箱は、大きめのものを選んでください。私は、ソファの下に入れられる、薄くて大きなものを使っています。

「収納ボックスBOX」の作り方

「収納ボックスBOX」には、家じゅうの空き箱、缶、そのほか収納に使えそうなものを集めて入れましょう。ただし、箱がいっぱいになったら、選別作業をしてください。より好きなものだけを残します。

そのほか、収納に役立つグッズも入れておきましょう。S字フックや粘着フック、ウォールポケット、仕切りなどです。小物を分けるのに使うジッパー付き袋も、いろいろなサイズを揃えておくと便利ですよ。

困ったら、まず「収納ボックスBOX」を開ける

先ほども書きましたが、困りごとを見つけたら、まずこの箱を開けましょう。

いきなり収納グッズを買って、失敗した経験はありませんか?「収納ボックスBOX」があれば、そうした失敗を防ぐことができます。まずは空き箱や空き缶で試してみる。使い勝手を2週間ほど確認したら、そのままでいいのか、新しく収納グッズを買うのか決めます。

こうすればお金がかかりませんし、失敗してしまった収納グッズは「収納ボックスBOX」に入れてけば、別の困りごとが出てきたときに、意外な使い道が見つかるかもしれません。

暮らしのプチストレスの多くは「収納」で解決できます。ちょうどいい大きさの箱や、収納に使えるグッズがあれば、アイディアはどんどん出てきます。

 

いかがでしたか? お金をかけずに収納の悩みが解決する「収納ボックスBOX」。すぐに作れるものなので、早速試してみてくださいね。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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著者

三條 凛花

三條 凛花

夫、4歳の長女、0歳の長男、猫2匹と暮らしています。暮らしの中にあるさまざまなプチストレスは、探す・調べる・迷うといったことが原因です。そうしたむだな時間をなくして、自由に使える時間を貯める工夫を発信しています。著書は『時間が貯まる 魔法の家事ノート』(扶桑社)、『365日のとっておき家事』(三笠書房)など。

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