「おざなり」と「なおざり」の違い、理解してる? #40代の新常識向上委員会

働く・学ぶ

2020.11.01

当たり前に使っていた言葉や、自分の中で疑うことのなかった常識が、もし間違っていたとしたら……。悲しいかな、恥をかくだけ。

40代の大人には、もう誰も親切に指摘してくれません。だからこそ、「40代にありがち」「今さら聞けない」「もしかして時代遅れ!?」な常識をあなたに変わって徹底調査! 

最新の大人のマナーや常識をアップデートしていきましょう!

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答え「意味は同じ、でもその後の行動が違う!」

「おざなり」も「なおざり」も、両方意味は「いい加減な対応」と同じ。だからこそ、どっちを使っても正しいんじゃないの、と思い込んでいませんか?

でも実は、二つの言葉には大きな違いがあるんです。
例えばこの文章

「今日のお夕飯は、『おざなり』だった」
「今日のお夕飯は、『なおざり』だった」

一見2文とも、「ちょっと手抜きなものを『作ってしまった』」のように読み取れますが、実は大間違い。この意味を表しているのは「おざなり」だけ!

「なおざり」の文を解説すると「今日のお夕飯は、ほとんどなにも作らなかった」になるんです!

 

 

 

「おざなり」も「なおざり」もアナグラムのため、会話の中に出てきても、大抵は「おざなり」の意味として無意識に聞き流している人も多いと思います。

親しい人や友人間だったら、それでも問題ありませんが、もしこれが、仕事の企画書や報告書だったらと思うと……恐怖ですよね。

 

 

文/池田ゆき

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