顔の下半分のファンデは強弱をつけて塗る!
マスクにファンデーションがつくのが嫌であれば、顔の下半分にファンデーションを塗らなければいいのでは?という発想もアリですが、実際には感染予防対策や距離を取りつつ、人と食事をしたりお茶を飲んだりする機会も出てきた中で、マスクを外したら顔の下半分だけがすっぴんというのは少し恥ずかしいものです。
顔全体にファンデーションをベタ塗りした状態で3時間以上着用したマスクを見ると、どの部分にファンデーションが付着するのかがわかります。気になるのは耳にかける紐部分の顔側、四隅、鼻と頬の高い部分。なので、この部分に塗るファンデーションは極薄にとどめましょう。
逆に、目の下の逆三角形部分、鼻の側面、鼻の下にはしっかり塗ります。そうすると顔全体の肌のキメが整っている印象になります。特に下まぶたを底辺とした目の下の逆三角形部分の肌が綺麗だと顔全体の印象を美しく見せてくれるのでしっかりと。ちなみにここで使用したマスクは「やや小さめサイズ」です。
マスクの大きさ
普段は「やや小さめサイズ」のマスクを使用している女性は多いかもしれませんが、「普通サイズ」のマスクだとファンデーションのつき具合はどうなのか検証してみました。
いつも通りファンデーションを顔にベタ塗りして「普通サイズ」のマスクを3時間以上着用。結果は、「やや小さめサイズ」よりもファンデーションの付着が少なかったのですが、顔と密着せずに隙間が多くできてしまっているということなので、感染予防対策としては不可!
マスクに付きにくいファンデを選ぶ
マスクを着用することが新しい生活様式なのであれば、ファンデーションもそれに合わせて変えてみるというのもひとつの賢い選択肢。「外部刺激からしっかり肌を守りながら98%自然由来成分でマスクにつきにくく石鹸で落とせる」ビオメディの「プロテクティブファンデーション」を試してみました。
カラーは「ナチュラルベージュ」を選びましたが、結構しっかりとした色味がありテクスチャは柔らかく軽めで、きちんと肌のトーンを整えてくれる仕上がりでした。肝心なマスクへの付着ですが、普段使用しているリキッドファンデーションと比べると一目瞭然! 耳にかける紐の顔側、四隅、鼻の高い部分には少し付着していますが、頬や口周りへの付着はほぼなし! (ますくは「やや小さめサイズ」を使用)
「マスクにつきにくい」といっても、直接肌に触れるわけだしあまり期待していなかったのですが、この結果には驚きました。
マスクへの付着が少ないのはもちろんうれしいですが、マスク着用時の高湿度から外したときの急速な乾燥、そして雑菌といった過酷な状況に晒されている肌のためにも、肌負担の少ない成分というのはポイントが高いところです。
マスクを着用している時間は長いけれど人前で外す機会も出てきた今、いつ何時マスクを外しても恥ずかしくない“きちんと感”を保つにはファンデーションの塗り方やマスクの大きさ、そしてファンデーション選びの工夫が必要となってきます。新しい生活様式に合わせて、アップデートしていきたいですね。
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