この春作りたい料理は?
総合刃物メーカーの貝印株式会社は、全国の25~59歳の男女600名を対象に、新生活に関する調査を実施しました。その中で、この春、新たな気持ちで作りたい料理を聞いたところ、第1位は、「体にいい料理」(53.2%)、第2位は、「季節感のある料理」(49.8%)が選ばれました。
Q.新たな気持ちで作りたい料理はなんですか?(いくつでも)[n=600]
1位 体にいい料理(53.2%)
2位 季節感のある料理(49.8%)
3位 見た目がおしゃれな料理(34.8%)
4位 テーブルを囲む料理(30.5%)
<調査概要>
調査名:新生活に関する調査
調査地域:全国
調査対象:以下の条件を満たす25~59歳の男女
・新生活を開始して1〜3年以内 ・新生活をきっかけに料理をはじめた人
サンプル数:600名
【貝印株式会社調べ】
そこで、料理家のワタナベマキさんが、1位の「体にいい料理」をテーマにレシピを考案。食卓をぱっと華やかにする黄色の断面が可愛らしい「オムレツサンド」と、旬の春野菜をさっと煮込むだけでおしゃれに決まる「春豆のミネストローネ」。温かい味わいと栄養満点な野菜が沢山入ったまさに身体が喜ぶ新生活レシピです。
オムレツサンド
【材料】
食パン……2枚
バジルの葉……3、4枚(パセリみじん切り小さじ1でも代用可能)
卵……3個
マヨネーズ……大さじ1
オリーブオイル……小さじ1
【レシピ】
- 卵にマヨネーズ大さじ2分の1をいれてよく混ぜる。
- 卵焼き器にオリーブオイルをいれ中火で熱し、1をいれて半熟になるまでかき混ぜる。
- 食パンの大きさに合わせて卵を正方形に形を整え、両面焼き目がつくまで焼く。
- パン2枚にマヨネーズ大さじ2分の1を塗り、バジルの葉を重ね、3をのせて挟む。
- お好みでミニトマト、アボカドなどの野菜を添える。
【ポイント】
今人気のメニュー・オムレツサンドは、実は自宅でも簡単に作れます。よく切れる包丁がないと崩れてしまうので、必ずよく切れる包丁を使うことをおすすめします。黄色い断面が食卓をぱっと華やかにすること間違いなしです!
春豆のミネストローネ
【材料】
新玉ねぎ……2分の1個
グリーンピース……10本
空豆……8本
トマト……2個(400g)
にんにく(みじん切り)……1片
白ワイン……80ml
水……100ml
塩……小さじ2分の1
粗挽き黒コショウ……少々
オリーブオイル……小さじ2
パルミジャーノチーズ……適量
【レシピ】
- 新玉ねぎは1cm角に切る。グリーンピースはさやから実を出し、空豆はさやと薄皮をむく。トマトはざく切りにする。
- 鍋にオリーブオイルとにんにくを加え中火にかけ、香りがたったら新玉ねぎを加え透き通るまで炒める。
- グリーンピース、空豆を加えさっと炒め、トマト、白ワイン、水を加えひと煮立ちさせアクをとる。
- 蓋をして弱火にし8分煮る。
- 塩、コショウを加え味を調える。
- スープ皿に盛り付け、刻んだパルミジャーノチーズを振りかける。
【ポイント】
新生活に向けた身体にやさしいレシピとして、春が旬のグリーンピースや空豆、新玉ねぎ、トマトを使用した季節感たっぷりのミネストローネを考えてみました。グリーンピース、空豆は鉄分、ビタミンCなど栄養が豊富で、この時期にはスーパーでも売っているのでぜひさや付きのものを使ってくださいね。香りや柔らかさが一段と感じられるはずです。
新玉ねぎも、旬ならではのフレッシュな味わいが魅力です。トマトの旬は夏だと思われがちですが、実は春が旬。春のトマトが持つみずみずしさには豊富なビタミンが含まれているほか、利尿作用などがあり栄養面でも味の面でも全体をまとめてくれる役割を果たします。トマトから水分が出るので、水は少なめに具沢山のスープとして仕上げます。
作る際のポイントとしてはやはりお野菜のカットですね!いろんな野菜をカットしていくので、SELECT100™のキッチンナイフ・カッティングボードはコンパクトでとても重宝します。人工大理石の持ち手も持ちやすいので、上手に切るのをサポートしてくれます。
レシピに使用した貝印「SELECT100™」の新定番アイテム
上から、SELECT100 ブレッドナイフ160mm/価格:6,050円
SELECT100 キッチンナイフミディアム145mm/価格:6,600円
SELECT100 キッチンナイフショート120mm/価格:4,950円
SELECT100 カッティングボード230×210mm/価格:3,300円
「SELECT100™」ブランドサイト
http://www.select-100.com
教えてくれたのは、料理家・ワタナベマキさん
雑誌や書籍、イベントなどで幅広く活躍。グラフィックデザイナーを経て料理家の道へ進む。日々食べるものを美味しく丁寧につくるお弁当や朝ごはんなど、毎日の料理の参考になる著書を多数出版。近著に「ワタナベマキの10のお弁当」(扶桑社刊)がある。
インスタグラム@maki_watanabe
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