たたんでしまっておいた衣類。こんな悩みはありませんか?
衣替えとひとくちにいっても、真夏の半袖から真冬の分厚い長袖に変わるわけではありません。必要な服は気温に合わせて少しずつ、段階をおって変わっていきますよね。
だからこそ、服をしまっておいた箱やケースを開けたとき、今の気温にちょうどいい服がなかなか見つからず、探しているうちに上のほうにあった服がぐちゃぐちゃになってしまう……ということはありませんか?
この悩み、実はたたみ方を工夫するだけで解決します。
崩れないたたみ方で、立ててしまうことがポイント
衣替えが楽になる2つのキーワード。
それは「崩れないたたみ方」で「立ててしまう」ことです。
立ててしまうことで、ひと目で中身がわかりやすくなります。上にある衣類をどかして、下のものをごそごそと探す必要はありません。
崩れないたたみ方も大事なポイント。取り出してから「これじゃなかった!」と戻すことになっても、いちいちたたみ直す手間が省けます。画像のように、綺麗な形のまま出し入れできますよ。
崩れないたたみ方は?
くずれないたたみ方は、かんたんです。「裾を折り返し、たたんで、巻き込む」。このたたみ方をご紹介します。
この3種類をたたんでみます。
いちばんたたみやすい「トップス」を、詳しくご紹介します。やり方はどのアイテムも同じですよ。
まずは衣類の裾が手前に来るように置きます。
裾を10センチ前後ひっくり返します。子どもの衣類の場合は、このように半分ほどたたまれてしまうため、少したたみにくいです。大人のものはとてもやりやすいですよ。
両袖を内側にたたみます。
上下を逆にして、襟元からくるくる巻くようにたたみます。
巻き終わりは、はじめに裏返した部分(トップスの白い部分)に入れ込みましょう。
できあがり。これで動かしても形が崩れません。
ズボンもワンピースも、同じたたみ方で大丈夫!
こちらはズボンのたたみ方です。
画像の左上のようにウエスト部分をまず折り返したら、上下を逆にして、足の裾が手前に来るように置きます。
その後左下の画像の通り、そのままの幅でくるくると巻きます。
最後ははじめに裏返した部分に入れ込みましょう。
スカートの場合は、トップスと同じように「両脇を内側に折り込む」工程を追加してください。
ワンピースの場合は、左上画像のように裾をまず裏返します。
その後トップスと同じように、袖を内側に折り込みます。
右上の画像の通り上下を反対にした後、襟元から巻いていき、最後ははじめに裏返した部分に入れ込みましょう。
ワンピースも問題なくたたむことが可能です。ただし、くるくる巻く部分が長くなるため、素材によってはかなり厚みが出ます。
来年の自分がきっと楽になるたたみ方を紹介しました。
このたたみ方ならすぐに崩れることがなく、立てて収納することができますよ。
ぜひ試してみてくださいね。