「不登校を受け入れられない…私はダメな親だ…。」わが子の不登校で自分を責めてしまう親に伝えたいこと

家族・人間関係

2022.11.17

こんにちは。 不登校ママのためのオンラインサロン&スクールを運営している心理カウンセラーのrikaです。 子育てについて、実家の両親があれこれ口出しをしてくることを悩んでいるママはとても多いです。今回は、不登校を受け入れられない自分を責めるママのご相談にお答えしました。

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ご相談 : 不登校を受け入れられないダメな私…。

悩む女性出典:stock.adobe.com

子どもが不登校になりました。

不登校になった当初は、なんとか登校させようと毎日必死でした。
毎朝怒って引っ張って学校に連れて行こうとしたり、ゲームの課金で釣ったり、子どものいいところを褒めたりして、気分をよくして学校に行かせようとしたり、とにかく私も必死でした。

そんな私も、半年経った今はもう無理に行かせようともしていないし、行きたくないという本人の意志を尊重しています。

ですが、本当は不登校なんてイヤだし、本当は学校に行ってほしいです。

いつまで経ってもこの現実を全然受け入れられず、私は本当にダメな親。
こんな自分が情けなくて苦しいです。

rikaさん、質問です。
不登校をどうしたら受け入れられますか?
教えてください。

本当にダメな親なのか?

相談する女性出典:stock.adobe.com

私自身、子どもの不登校を経験しており、今はママのためのオンラインサロンやスクールを運営しています。
カウンセリングには不登校ママがよく来てくださいますが、

「不登校の子どもをなかなか受け入れられない」
「学校に行かずに家でダラダラしている子どもを見るとイライラがとまらない」
「子どもに優しくできない」
「そんな自分が情けなくて、本当にダメな親だと思う」

こんな風におっしゃるママがとても多いです。
不登校という現実を早く受け入れなきゃいけないのにいつまでも気持ちが落ち着かず、いつまでもブレちゃう自分を許せない。

不登校なんてイヤだ!
早く学校に行ってくれ!!

あー、こんな風に思っちゃダメなのに、私はダメ親だ(涙)

この気持ち、とてもよくわかります。私もそうでした。

あなたはダメな親ではありません!

応援出典:stock.adobe.com

でも、そんな自分を責めないでくださいね。実は「ダメ親」ではないのです。むしろ逆!

不登校なんて緊急事態です。気持ちはグラグラ揺れ動いている。不登校なんて本当はイヤだ!

なのに、
それでも子どもを受け入れようとしている!
無理して行かせようとしていない。

子どもの気持ちを尊重して任せようとしてる!
心がしんどい時は、もうそれだけで十分です。

不登校なんてイヤなのに、子どもを無理して行かせようとしていない自分を「よくがんばっている」とねぎらってあげてくださいね。「いいママだ」と自分をいたわってあげてください。

そこで、
自分をきちんとねぎらえるか。
私はダメだと自分を責めるか。

この違いはとても大きいです。

自分の心をどんな風に捉えていくかで、ママの心の元気度は全然違ってきます。

不登校って、とっても不安で心配です。周りに同じように悩むママがいなかったり、人目や世間体が気になったり、このままひきこもってしまったらどうしようと怖くなったり、今後の進路だって気になります。

そうなると、やっぱり不登校なんかイヤだし学校に行ってほしい!そんな気持ちを持つのは当たり前だし仕方ないのです。

だから自分をダメだと責めて、自分を苦しめないでくださいね。あなたはダメな親ではありませんよ。

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著者

rika

rika

子育て・夫婦関係など、自分自身の毎日をハッピーにするための処方箋をさまざまなテーマで発信 ●Amebaオフィシャルブロガー ●NHKカルチャー講師 ●著書「子どもが不登校になったら読む本ーすべて解決できる"笑顔の処方箋"」第6刷増刷 ●ハッピーママサロン「rika's cafe」主宰。ママのためのオンラインサロン運営・講座・セッションなどを開催し、5年で3,000名が受講 ●心理カウンセラー

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