繊細なフィルター掃除には100円ショップの意外なものが活躍
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)のaidogです。
エアコン、空気清浄機、加湿器や除湿機などの家電フィルターは、実はホコリがたまりやすい場所。普段目につかないため、ついお手入れを忘れてしまいがちに……。フィルターを開けるとびっしりとついたホコリに驚いたことはありませんか?フィルターを定期的にお掃除しておけば家をキレイな状態に維持でき、また家電製品自体も長持ちさせることができますよ。
繊細なフィルターはゴシゴシこすって洗うと破れてしまいそうですよね。そこでおすすめなのが「ペンキ用のハケ」です。毛先が長くやわらかな毛先のため、繊細なフィルターでも安心して使うことができますよ。100円ショップにも売られているので、ぜひ活用してみましょう。
フィルターのお手入れ法
まず始めに各家電の取扱説明書を確認しておきましょう。フィルターの取り外し方や洗い方や注意事項などが記載されています。また、掃除前には必ず電源を切ってから作業を行ってくださいね。
フィルターを取り外し、大まかなホコリは掃除機で取り除いておきます。
フィルター洗いにはウタマロクリーナーや台所洗剤などの「中性洗剤」がおすすめです。多くの家電取扱説明書にも中性洗剤が推奨されています。ウタマロクリーナーであれば泡の状態で出てくるため、そのまま使えて便利ですよ。
フィルター全体にぬるま湯をかけ、洗剤を適量吹きかけます。
ハケでなでるようにやさしくこすります。泡を隅々まで広げるようにすると汚れにまんべんなく行き渡りますよ。
洗剤で汚れを落としたら、次に水で流します。隙間に入り込んだホコリもハケを使って流せばキレイに取り除けますよ。
タオルで挟むようにしてやさしく押し当てて水気を拭き取ります。
乾燥が不十分な場合はカビや菌が繁殖する可能性がありますので、完全に乾くまで室内干しか日の当たらない風通しの良い場所で干しておきましょう。
定期的にお手入れすれば家電の性能を維持でき、節電できる
フィルターにたまった汚れが多くなると空気の流れが悪くなり、家電の性能が低下することがあります。また、家電が正常に動作するために必要な電力が増加し、光熱費が増えることがあります。フィルターを定期的に掃除することは、家電の性能を維持でき節電につながります。つい忘れがちなフィルター掃除、ぜひやってみてくださいね。