冷蔵庫の中
意外と汚れやすいのが、冷蔵庫の中。
よく見ると野菜くずや土、おかずや肉汁、飲み物などの汚れがこびりついています。
食材を保管する場所だからこそ清潔に保ちたい場所ではありますが、できれば洗剤も使いたくない……。
そこで役立つのが、アルコールジェルです。
庫内の食品を出してから、ジェルを乗せた布で汚れを拭きとるだけでピカピカになります。
冷蔵庫内だけでなく、ドアについた手アカ汚れも効果てきめんです。
トイレ
アルコールジェルは、水まわりの掃除にも役立ちます。
私がおすすめしたいのは、トイレの便座部分。
便座の裏側から、ふた・タンクの外側・レバーまで、アルコールジェル1本でピカピカです。
掃除をしながら除菌もできるので、ひと手間で一石二鳥。
頑固な尿はねや黒ずみも、アルコールジェルを含ませたタオルでしっかりこするときれい
に落ちますよ。
カビ汚れ
湿気がこもる場所に生えるカビも、カビ取り剤の代わりにアルコールジェルが使えます。
窓枠のゴムパッキンや浴室の床、ジメジメする靴箱の掃除などもおすすめです。
ただし、カビ汚れに直接ジェルのせるのはNGです。
汚れが広がり、カビが余計に広がってしまう恐れがあります。
掃除するときは、アルコールジェルを乗せた布で拭き取ると、カビの胞子が広がることはありません。
火気厳禁!保管・使う場所にはご注意を
アルコールジェルは可燃性のため、保管場所はもちろん使用場所にも注意が必要です。
火気の近くに置いたり使用したりすると、引火して火災になる恐れが。
そのため、火元のあるキッチンの掃除に使う際は、アルコールジェルが残らないように気をつけましょう。
また、高温になる場所に保管することもNG。
コンロの近くや窓際、車内に置きっぱなしにすると、熱せられたアルコールジェルから発せられた可燃性蒸気により、火災を引き起こす場合もあります。
避けるべき場所は守り、余ったアルコールジェルを掃除グッズとして有効活用してください。
※アルコールが使えない素材もありますので、掃除をする場所の素材や説明書を事前にご確認ください。