ラグがズレてしまう……
すべり止めのついていないタイプのラグやマットは、フローリングの上に敷くとすぐにズレてしまいますよね。
筆者の家のラグもすぐにズレてしまったり、学校から帰ってきた子どもが勢いよく乗って転びそうになったりしていました。
危険なのですべり止めをつけたいと考えていたところ、なんと食品用の「ラップ」がすべり止めの代用品として使えるという情報を発見!
専用のものを買うまでの間だけでも、家にあるものが簡単に「すべり止め」になったらうれしいですよね。さっそく試してみました。
「すべり止め」を作ってみました
こちらのラグに「すべり止め」をつけたいと思います。
裏をよく見ると点タイプのすべり止めがついているようですが、小さいせいかグリップが効かず、人が乗ると簡単に動いてしまいます。
使うのはこちら!
どこの家庭にもある、食品用ラップだけです。
長めに出したラップを二つ折りにします。
なるべくシワにならないように注意しながら、そーっと丁寧に畳んでくださいね。
これが「すべり止め」になります。
筆者はこれを4枚作りました。
実際の数は、使用しているラグの大きさによって調節してください。
よく歩く部分には、間隔を空けずにしっかり敷いたほうがズレません。
これをラグの下に敷いてみたところ……
たしかに動かなくなりました!
横から足でグッと体重をかけても、床とラグの間にグリップが効いて動きません。
ちゃんと「すべり止め」の機能を果たしています!
玄関マットの下にも敷いてみました
せっかくなので、すべり止めのない玄関のマットの下にも同じものを敷いてみました。
こちらの素材では「ズレにくくなった」と感じる程度で、ラグほどの変化はありませんでした。
しかしそれでも、「子どもが勢いよく乗ったときにすべって危ない!」という事態は避けられそうです。
実際に使ってみた感想と注意点
食品用のラップを二つに折っただけですが、ちゃんと「すべり止め」になったので驚きました!
光沢のあるタイプのフローリングでしたら、この方法が使える可能性が高いと思います。
すべりやすいラグや玄関マット、キッチンマット、カーペットなどの敷物全般に使えますよ。
グリップをしっかり効かせるため、フローリングのホコリや汚れを落としてからお試しくださいね。
しかし実は……筆者は最初、別メーカーの食品用ラップでこのすべり止めを作ってみました。
ところがそのラップはフローリングにくっつく感じがなく、グリップが効かないのですべり止めとしては使えませんでした。
フローリングの素材、敷物の裏面の作りだけでなく、ラップの種類によっても「すべり止め」として使えないこともあるようです。
すべり止めの代用品を作る場合は、なるべくメジャーなメーカーのラップでひとつだけ作り、実際にすべり止めとして使えるかお試しいただいてからのほうがよさそうです。
また、ラップのすべり止めの効果は1か月ほどで薄れていくようなので、こちらは専用のすべり止めを買うまでの応急処置としてご利用くださいね。