1.たくさんの紙袋やショップ袋
どのお宅でも紙袋やショップ袋を見かけますが、片付かない家では、紙袋やショップ袋を収納スペースを圧迫するほどため込んでいます。あまりにも古いものだと劣化していたりと、不衛生なケースも。
大きめの紙袋に入るだけといったように、持つ量をコントロールしましょう。新しいものが入ってきたら古いものを処分するといった習慣をつけると、それ以上増えすぎてしまうのを防げます。
2.たくさんの薬
体調を崩したときに処方された薬を何年分もため込んでいませんか? 飲み残した薬を、また使うかも……と保管してはや数年……というお宅もとても多いです。体調を崩した際は、再度診察に行き薬を処方されるので、以前の薬を飲むこともさほどないもの。
できるだけそのときに使い切ってため込まないようにしましょう。また、ドラックストアで購入した市販の薬なども、いつの間にか使用期限が切れているケースが多いです。
1年に1度は使用期限をチェックして、必要以上に薬をため込まないようにしましょう。塗り薬なども体に直接触れるものなので、古すぎる薬の使用は避けてください。
3.たくさんのストック
洗剤やティッシュなどの日用品や食品のストックをキッチンのパントリーや押し入れに押し込んでいませんか? 必要と思って購入したはいいけれど、使う日が訪れることなく使用期限が切れてしまっていませんか?
ストックがないと不安だから……、安かったから……といった理由で、ストックを大量に持つことは否定しませんが、ありすぎるたくさんのストックによって、収納スペースが圧迫されて、今の暮らしのストレスが大きくなってしまうことは避けたいもの。過剰な未来への不安から、今の暮らしがおざなりになってしまうのはとてももったいないです。
非常時や災害時のためのストックは、備えとしてもちろん必要ですが過剰に持つのではなく、今の暮らしを整えたうえで、どのくらいストックがあれば安心できるか、改めて向き合うことが大切です。
また、片付かない家ではストックが家のあちこちに収納されていることが多いです。ストックの在庫管理がしやすいように、できるだけ1か所に集中して収納するように意識してみてください。
片付けのプロが片付かない家でよく見るモノ3選をご紹介しました。そもそもなぜそのモノを所有しているのか、モノを持つ意味を考えることは、家の片付けを進めていくうえでとても大切です。あなたのお宅にもないかチェックしてみてください。