「掃除するのが面倒…」がなくなる。サッと掃除を始めたくなる“3つの対策”

家のこと

2024.03.05

こんにちは、整理収納アドバイザーの三條凛花です。あなたは掃除が好きですか? きらいですか? 「掃除をしたくないなあ」と思うときには、必要な道具や洗剤が使いやすい場所にないことが多いものです。この記事では、掃除を面倒に感じる人が、サッと取り掛かりやすくなる対策をご紹介します。

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必要な道具や洗剤が使いやすい場所にないとやる気もなくなる

掃除がしんどい理由のひとつは「ない」こと。必要な道具や洗剤が、使いやすい場所にないケースです。
たとえば2階建てのおうちなのに、掃除道具が1階にしかないなどが挙げられます。

家の中にあるならまだハードルは低く、そもそも家にない状態だとさらに面倒になります。
持ち帰るのが面倒だったり、買い足すのが面倒だったり、そもそも知らなかったりすることで「家にない状態」は生まれます。

そこで対策3つをご紹介しましょう。

対策1「とにかく揃える」

掃除道具

とりあえずこれがあればなんとかなる道具5つをご紹介します。布、ブラシ、フローリングワイパー、ミニほうき&ミニちりとり、粘着ローラー。
布はフェイスタオルやマイクロファイバークロス、着古した衣類などのことです。ブラシは古歯ブラシでもいいですし、100円ショップでもさまざまなものが揃っています。フローリングワイパーは使い捨てできる市販のドライシートが便利ですが、布を設置して使うこともできます。

合わせて「ホームリセット」や「ウタマロスプレー」などの洗剤があると便利ですよ。

対策2「たくさん用意する」


掃除道具がないとはかどらない。つまり、逆にすぐ手に届く場所に掃除道具があれば、こまめに掃除できるようになりますよ。

私はワンルームに住んでいたときでも、ミニほうきとちりとりを家の中に3ヶ所用意していました。100円ショップでも買えるので手軽に増やせます。汚れやすいと感じたら道具の増やしどきです。

「各場所にゴミ箱を設置する」もおすすめです。家じゅうのゴミ箱を回るのが嫌だから家に1つでいいという意見もあるかもしれませんね。

これは仕組みを作れば解決できます。まず、メインの大きなゴミ箱を一つ決めておきます。各場所に設置するのは小さなもの。そして、ミニゴミ箱がいっぱいになったらメインのゴミ箱に運ぶ習慣をつければ、収集日に各部屋を回る必要はありません。
 掃除道具

対策3「切らさない工夫をする」


道具の中でも消耗品は注意が必要です。

たとえば粘着ローラー、フロア用のドライシート、メラミンスポンジなどを切らしてしまうと、すぐに掃除が滞ります。そのため、愛用している消耗品はリストアップして、なくなったらすぐに買い足せるようにしておくのが大切です。

私は名刺サイズのカードに家じゅうのさまざまな消耗品の名前を書いています。ストックの収納場所に設置し、なくなったらカードを持ち出して買い物する流れです。

もしもカードをつくるのが面倒だったら、最後のストックを使うときに、スマホでパッケージ写真を撮っておくだけでもラクになります。

このように、掃除がしんどい理由のひとつが「必要なものがない」ことなのです。この理由で悩んでいた方は、ぜひ3つの対策を試してみてくださいね。カード

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著者

三條 凛花

三條 凛花

夫、4歳の長女、0歳の長男、猫2匹と暮らしています。暮らしの中にあるさまざまなプチストレスは、探す・調べる・迷うといったことが原因です。そうしたむだな時間をなくして、自由に使える時間を貯める工夫を発信しています。著書は『時間が貯まる 魔法の家事ノート』(扶桑社)、『365日のとっておき家事』(三笠書房)など。

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