「掃除を後回しにしがちな人」の“3つの理由”と掃除がストレスにならない対策

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 「掃除を後回しにしがちな人」の“3つの理由”と掃除がストレスにならない対策

2024.04.16

こんにちは、整理収納アドバイザーの三條凛花です。あなたは掃除をすぐに始められるタイプですか? 私は「めんどくさいな……」と後回しにしがち。道具を揃えても工夫しても、片づけても変わらなかったです。同じような方は、もしかしたら不快感が原因かもしれません。今回は掃除に取りかかりやすくなる方法をご紹介します。

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わたしが掃除をすぐにはじめられなかった理由は「不快感」

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皆さんは掃除が好きですか? 嫌いですか?
掃除って、人によってはぱっと取りかかれるのですが、苦手な人はいつまでも先延ばしにしてしまいがち。私自身もそうです。

必要なものを揃えたり、やり方を調べてメモしたりとさまざまな工夫をしてきたので、前ほど苦手意識はありません。でも、汚れているのを見て「ぱっと取りかかる」はなかなかできない。いろいろ試してたどりついた答えが「汚れへの不快感」でした。

触感が不快

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あなたは子どものころ、どろんこ遊びや粘土遊びが好きでしたか?

意外に思われるかもしれませんが、これは掃除への不快感につながるキーワードの一つだとわたしは考えています。
わたしはどちらも好きではありませんでした。理由は、ベタベタしたり、ザラザラしたり、汚れたりするのがいやだったからです。

汚れはもぬるぬるしていたり、べたべたしていたりしますよね。準備万全の状態でも、記憶にある触感が不快で「やりたくない……」と思っている方も多いと思うのです。

水濡れが不快

あなたは雨の日が好きですか? 私はお風呂やプールは大好きなのですが、それ以外で濡れるのがとても苦手。雨の日は完全防備しています。お風呂掃除や洗いものはもちろん、雑巾を絞るのも好きではありません。

もしかして「水に濡れるのがきらい」だと掃除嫌いにつながるのでは? と考えて、以前SNSでアンケートを取った結果、水濡れも掃除も嫌い! という人が意外と多い結果に。

蓄積汚れが不快

汚れへの不快感や、掃除しやすい環境が整っていないことなどから、掃除を後回しにしていると、汚れが落としにくくなり、掃除にさらに時間がかかります。

中でも水回りはぬるぬるして、より不快感が強くなる場所ですよね。蓄積した汚れはさらにやる気をそいで悪循環です。

3つの不快感への対策は、実はシンプル。ゴム手袋をすることです。

ゴム手袋が苦手な人は3つのポイントをチェック

でも、ゴム手袋をするのさえ面倒だ、不快だという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
じつはわたし自身もそうでした。その場合、こんなポイントをチェックしてみてください。

ポイント1 ゴム手袋を干す場所があるか?

ゴム手袋は使用後の置き場所がないと、使用もためらいがちです。
そこでゴム手袋と一緒に、ゴム手袋をサッと干せる場所を用意することをオススメします。
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上の写真はネットで購入したふきんハンガーです。
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100円ショップではマグネットタイプのふきん掛けなども売られています。いずれも数年前の購入品なので、ご自身に合うものを探してみてくださいね。
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ポイント2 手にフィットしない大きめサイズではないか?

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市販のゴム手袋の多くはMサイズ。意外と女性の手にはぶかぶかで、素手と違う感触が不快感につながっている可能性も。ネットや100円ショップで、Sサイズや子ども向けサイズを探してみると解決するかもしれません。

ポイント3 蒸れ感が不快なのではないか?

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フィット感のあるものをおすすめしましたが、夏場など蒸れが不快な場合は、逆に大きめのゴム手袋を買うといいかもしれません。中に蒸れにくい布製の「インナー手袋」を装着することで解決できますよ。ジャストサイズの手袋だときつくなるので、必ず大きめを探しましょう。
ネットで「インナー 手袋」で検索すればたくさん見つかります。

このように、汚れや濡れへの不快感があなたの掃除のやる気を削いでいる可能性があります。
ほとんどの場合はゴム手袋をすることで解決できますよ。ゴム手袋が苦手な場合、上に書いたポイントをチェックしてみてくださいね。

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著者

三條 凛花

三條 凛花

夫、4歳の長女、0歳の長男、猫2匹と暮らしています。暮らしの中にあるさまざまなプチストレスは、探す・調べる・迷うといったことが原因です。そうしたむだな時間をなくして、自由に使える時間を貯める工夫を発信しています。著書は『時間が貯まる 魔法の家事ノート』(扶桑社)、『365日のとっておき家事』(三笠書房)など。

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