教えてくれたのは……お掃除職人きよきよさん
いかに労力を少なくラクに掃除ができるかをコンセプトにした掃除術をYouTube(お掃除職人きよきよ)で発信中。
取っ手は雑菌が繁殖しがち
今回は、冷蔵庫の掃除方法をご紹介します。今回掃除をする冷蔵庫は、見た目はとてもきれいですが、冷蔵庫の取っ手部分を見てみると、手あかや何かの汁のようなモノがこびりついています。冷蔵庫を開けるときは、調理中のことが多いです。肉や魚を触った手、野菜を触った手、ぬれた手で取っ手部分を触るので、汚れを放置すると雑菌が繁殖します。
扉を開けると、中に野菜の破片のようなゴミや乾燥をした食品もあります。さっそく掃除していきましょう。
冷蔵庫の掃除方法
用意するモノ
- 掃除機
- アルカリ電解水
- ぞうきん
- アルコールスプレー(ジェルタイプでもOK)
- 食器用中性洗剤
- スポンジ
- ゴム手袋
掃除の前の準備
- 冷蔵庫の中を掃除する際、冷蔵庫の中にある食品を取り出しましょう。
- 冷蔵庫のコンセントを抜いて掃除をしましょう。
手順1.掃除機でゴミを取る
食品のカスがたくさん落ちているので、冷蔵庫の中全体に掃除機をかけます。ぞうきんなどで拭こうとすると、何度も洗う必要がありますので、サッと掃除機をかけてから拭き掃除をすると、とてもラクに掃除ができます。
手順2.冷蔵庫の中の部品を外す
冷蔵庫の中にある部品を外します。外した部品を戻すとき、違った場所に部品を戻さないように、しっかりと部品の位置を覚えておきましょう。
手順3.アルカリ電解水を吹きかけて、ぞうきんで拭く
食品を入れるところなので、なるべく洗剤を使いたいくないと感じる方も多いのでは? そこでアルカリ電解水を冷蔵庫の中に吹きかけて、ぞうきんなどでふき取ります。
アルカリ電解水は動物性食品や油汚れをよく落としてくれます。拭き残しがあっても、水に変わってしまいます。しょうゆやケチャップなどがこぼれて何年も放置して硬くなった汚れは、アルカリ電解水を吹きかけてしばらく時間を置くと、だんだんと柔らかくなってきます。
手順4.アルコールスプレーを使って拭き取る
アルコールスプレーなどを使って冷蔵庫の中を消毒していきます。ぞうきんにアルコールスプレーなどを吹きつけて、冷蔵庫の中を拭いてください。
手順5.部品を中性洗剤で洗い、乾かす
外した冷蔵庫の部品を食器用洗剤とスポンジで洗います。洗った後は部品を放置して、しっかりと乾かしましょう。
手順6.冷蔵庫の外側をアルカリ電解水やアルコールで拭き取る
冷蔵庫の扉部分や冷蔵庫の上にアルカリ電解水を吹きかけて、ぞうきんで拭きます。冷蔵庫の持ち手部分は、よく拭き取ってください。アルコールをぞうきんなどに吹きつけて、取っ手部分や取っ手の周りなどを拭き取り、除菌するのもおすすめです。
手順7.乾いた部品をアルコールで除菌して戻す
ぞうきんにアルコールをつけて、外して洗った部品をぞうきんで吹き上げながら、アルコール消毒も行います。部品を冷蔵庫の中に戻しながら、もう一度部品を拭き取りましょう。
気になるBefore・ Afterは?
Before
After
いかがでしたか? 消毒スプレーを使っているので、持ち手部分もツルツルとした触り心地になっています。中も真っ白でいやな臭いもせず、野菜などのカスも一切ありません。冷蔵庫の中に消費期限が切れた食品があったときは掃除のチャンスかもしれません。ぜひ、参考にして掃除をしてみてください。
※掃除前に掃除対象物の素材を確認し、説明書等にて使うグッズや洗剤などが問題ないか事前にご確認ください。
※こちらの記事は元動画の提供者さまより許可を得て作成しております。