お月見を楽しんでいる人は意外といる
今年の十五夜は9月17日です。1年のうちでも最も月がキレイに見えるお月見の日を前に、独自のコミュニティ組織「saitaコミュニティラボ」では79人のアラフォー女性に、お月見の過ごし方についてアンケートを行いました。
「毎年お月見の日に、何か特別なことをしますか?」とお聞きすると、最も多かったのは38%で「予定に余裕があれば楽しんでいる」という回答でした。
「お月見の日はいつもイベントとして楽しんでいる」と答えた人は6.3%と少数でしたが、全体の4割ほどがお月見の日には何かしら特別なことをして楽しんでいるようです。
一方で、「興味があまりないので何もしない」という回答も多く34.2%、「何かしたいけれど忙しいので何もしない」という人も16.5%という結果に。
筆者自身も「今年は何かしたいな」と考えながらも、気づけばお月見が過ぎてしまった……なんてことばかりです。
わが家のお月見の楽しみ方
では、お月見をイベントとして楽しんでいる方々は、一体どのようなことをしているのでしょうか? アンケートでお聞きした、お月見の楽しみ方をご紹介します。
お団子を作って食べる
『お月見団子を作ったり、すすきなどの飾りつけをしたりする』
お月見といえばお団子ですが、買うのではなくご家庭で作っている方が多いようでしたよ。
手作りのお月見団子について調べてみると、一般的な白玉粉で作る白いお団子だけではなく、カボチャで作るお団子もおいしそうでした!
作り方も簡単なので、お子さんと一緒に作ってみるのも楽しいかもしれませんね。
外で月を見る
『子どもと一緒に月の見える公園へいく』
『月を鑑賞しながらウォーキング』
家の中から眺めるだけではなく、ベランダに出てみたり近所の公園まで月を見に出かけたりするご家庭も多いようです。
中には「月の光を浴びながら、静かに自分の心を感じる瞑想タイムを用意する」という回答もあり、神秘的で素敵だなと感じました。
期間限定のお月見フードを楽しむ
『いろいろなコンビニやスーパーでお月見スイーツが売っているので、数種類買って家族でシェアしながら楽しむのがおすすめです』
『天気が良ければ子どもと一緒に月を見て、月見バーガーを食べる』
お月見といえば、期間限定のフードやスイーツも気になりますよね! 筆者も毎年お月見の時期にはマクドナルドの月見バーガーを食べていますが、いつも普通に室内で食べているだけでした(笑)。
限定のフードやスイーツは月を見ながら食べるだけでもイベント感が出て楽しそうなので、今年はそうしてみようかと思います!
月見バーガーやお月見スイーツをお店で買うのもいいですが、手作りしてみるのも楽しそうですね。
お月見の過ごし方には他にも、「一眼レフで月の写真を撮る」「日本酒で月見酒をする」「子どもと月に関する絵本を読む」などがありましたよ。
「当たり前」に感謝しながら月を見よう
saita読者のみなさんにお聞きした、十五夜の楽しみ方をご紹介しました。
回答の中にも「いつも通りに過ごす」という声は多く、お月見は他のイベントより霞みがちになってしまうようでした。
一方、十五夜は平安時代からある習わしと言われており、お米や芋類などの豊作を祈る大切な行事だとされています。
暮らしが豊かになった現在でも当たり前のようにご飯を食べられることに感謝しながら、きれいな月を眺めたいですね。