エレベーターの中に「鏡」がある理由知ってる?→「知らなかった!」「身支度を整えるものじゃないんだ…」

働く・学ぶ

stock.adobe.com

2025.04.23

エレベーターに乗ると、正面に鏡がついていることが多いですよね。当たり前になりすぎて、「なぜ鏡がついているのか」を考えたことがある方は少数派かもしれません。しかし、エレベーターに鏡が取り付けられるのには、きちんと理由があるんです。その真相は……?

広告

エレベーターの鏡は「見だしなみ」のためじゃない

鏡を見る女性出典:stock.adobe.com

エレベーターの鏡を、髪の毛やメイクを直す“見だしなみチェック”に使う方もいるはず。もちろん鏡としての用途で言えば、これも間違いではありません。しかし、「エレベーターの鏡」は、別の用途で取り付けられています。

本来の用途は「バリアフリー」

車椅子の人出典:stock.adobe.com

エレベーターに鏡が取り付けられる本来の用途は、車いすを使う人が安全に乗り降りするため。バリアフリーを目的としたものです。
車いすが回転できるほど広くないエレベーター内において、後方を見るには鏡が必要不可欠。ドアを閉める、後ろに人がいることを確認するために鏡を使います。つまり、車いす利用者の目の代わりになる、大切なものなのです。

広告

防犯対策にもなる

エレベーターの人出典:stock.adobe.com

本来の用途ではありませんが、エレベーターの鏡は防犯対策にも一役買っています。鏡があることで乗客それぞれの視線を感じやすくなり、死角ができにくくなるんです。

ただし、繰り返しになりますが、本来の用途はバリアフリーのためです。エレベーターに乗っているとき、同乗者に車いすを利用している人がいたら、後ろが見えやすいように立ち位置を配慮してあげられると素敵ですね。

広告

著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

この記事をシェアする

気になるタグをチェック!

saitaとは
広告

人気記事ランキング

ランキングをもっと見る