入れたいものが入らない……
荷物を紙袋に入れようとしたら、マチがせますぎて肝心の中身が入らない……。そんなもどかしさ、けっこうありますよね。マチが狭いせいで形が崩れたり、無理やり押し込んでクシャっとなってしまったり。しかも、代わりになる袋がなかなか見つからず、「なんでこの紙袋、こんなにマチがないの!?」とがっかりした経験がある方も多いのではないでしょうか。
そんなときに知ったのが、ある“折り方”でマチを広げる方法。特別な道具は不要で、紙袋とテープがあればすぐ試せます。筆者もさっそく試してみました!
切らずにできる!紙袋のマチを簡単に広げる裏ワザ
まずは、広げたい紙袋を用意します。試しにサイズの合わない箱を入れてみたところ、マチが狭くてどう頑張っても入らない状態でした……。
無理やり入れれば持てなくはないのですが、見た目も悪く、ちょっと頼りない印象です。
そこでマチを広げるために、まずは写真のように紙袋の口を閉じた状態にします。
次に、紙袋の両サイドを同じ幅でしっかり折り曲げて、折り目をつけます。幅は、入れたい箱の大きさに合わせて調整してください。
内側だけでなく外側にも折り込んで折り目をつけておくと、その後の作業がラクになりますよ。
そして紙袋を広げたら、今度は側面を正面にします。
さきほどの折り目に沿って、紙袋を広げていきます。このとき、しっかり折り目をつけていたので、無理なくきれいに開いてくれました。
底の部分が写真のように出てくるので、折りたたんでテープで固定します。
これで完成です! あんなに入らなかった箱が、今度はスルッと入りました。
素材によってはNG?紙袋選びの注意点
注意したいのは、紙袋の素材。底に厚紙ががっちり貼りついているタイプや、固すぎる素材のものはマチを広げにくい場合があります。反対に、やわらかくて底の厚紙が外せるような紙袋は、加工しやすくておすすめです。
「もう捨てようかな」と思っていた紙袋が、ひと工夫で“ちょうどよいサイズの収納袋”になります。使い道がないとあきらめる前に、ぜひ一度試してみてくださいね!