「カーテン」から衝撃の汚水…!ほったらかしの“つけ置き洗い”で臭いも汚れもごっそり落とす【洗濯テク】

家のこと

2025.06.15

洗濯研究家の平島 利恵です。「そういえばカーテンって、いつ洗ったっけ……?」そう思った方、意外と多いのではないでしょうか。カーテンは毎日目にしているのに、なかなか洗うタイミングがないアイテム。でも実は、窓辺はホコリや花粉、チリが舞いやすいので、思っている以上に汚れが溜まっているんです。

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12年物のカーテンを洗ってみると……

今回は、スタッフ宅にあった12年間洗っていなかった、カーテンと暖簾(のれん)を洗いました

12年物のカーテン・Before

カーテンは一見、汚れているようには見えません。でも、洗浄液につけると、ホコリが舞って目が痛くなるほどでした。

つけ置き後の汚水

つけ置きの水も真っ黒に! 暖簾は、かなり黄ばんでいましたが、つけ置きでスッキリ、垢ぬけました。

暖簾のBefore/After

こちらも、つけ置きをするとニオイと埃が出て、洗浄液はあっという間に汚水に!

つけ置きをすると汚れが浮き出て、洗浄液はあっという間に汚水に!

今回でお伝えしたいのは「洗うのが大変」ではなく、カーテンは「つけ置きするだけで汚れがスルッと落ちる」から洗濯が簡単だということです。

つけ置き洗い=手間いらず

つけ置きあらい=手間いらず

「つけ置きって面倒」と感じている方もいらっしゃると思います。でも実は、忙しい人にこそピッタリの洗い方なんです。

例えば、

夜→お風呂のついでにカーテンをバケツや浴槽に入れてつけ置き。
朝→そのまま洗濯機に入れて回すだけ。

これなら、実際に手を動かす時間は数分。寝ている間に“汚れ落ち”が完了するから、時間も有効活用できます。

花粉シーズンのあとに“洗いどき”が来る

カーテンは定期値駅に洗おう

この季節、カーテンには花粉などの汚れもたっぷり付着しています。しかも静電気が起きやすいカーテンは、チリやホコリも引き寄せやすい素材。
洗濯時には、柔軟剤をプラスして静電気を抑えるのがおすすめ。ホコリの付着を軽減できますよ。

年に1度は必ずカーテンを洗う習慣をつけましょう。そのまま放っておくと、ホコリやニオイが蓄積し、アレルゲンや生活臭の原因になってしまいます。

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カーテンの洗い方【洗濯機で手間ナシ】

洗濯機で簡単!カーテンの洗い方

  1. フックを外し、洗濯ネットに畳んで入れる(ネットに入れておくと、その後の洗濯がラクに!)
  2. 40℃程度のお湯に洗剤を溶かして、つけ置きスタート
  3. 30分〜一晩放置
  4. 翌朝、洗濯機のデリケートコースで回すだけ!

※必ず、洗濯表示を確認しましょう。

干す場所は?

カーテンの干し方

軽いレースカーテンはカーテンレールで干し、重いものは物干し竿で干しましょう。

つけ置き洗いは「放っておくだけ」でキレイになる、手軽な洗濯術です。忙しい毎日にこそ、ぜひ取り入れてみてください。

今回の動画もぜひご覧ください。「キレイに見えてたのに、こんなに汚れてたの!?」と驚くはずです。

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著者

平島利恵プロフィール

平島利恵

大学卒業後、株式会社リクルートに入社。じゃらんのEC事業に携わり、株式会社マクロミルへ転職。東日本大震災をきっかけに布おむつ専門店を立ち上げ、EC 事業を展開。2013~2015 年NY 在住中に揉み洗い不要のつけ置き洗剤の着想を得て帰国。株式会社 Heulie 設立。洗濯洗剤と布ナプキンブランド”Rinenna”を展開。洗濯研究家として、「洗濯の正攻法を伝授する」ことを自身のミッションに掲げる。TV、雑誌等のメディアへの出演多数。四児の母。

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