ブラジャーは手洗い?洗濯機洗い?
基本的にはブラジャーは手洗い推奨です。
ワイヤーはもちろん、レースやビジューなど繊細に作られているため、洗濯表示マークを確認すると「手洗いマーク」がついているものが多いと思います 。
洗濯機でそのまま洗うと、生地やワイヤーに負担がかかりすぎ、型崩れにより胸の形が崩れてしまう原因にもなります。
汗・皮脂汚れが蓄積しがちなブラジャー
ブラジャーは肌に直接触れる下着なので、意外に汗を吸っていたり、皮脂・角質などの汚れが付着しています。
着用後は洗濯で汚れを落とし、清潔に保つことが大切です。
型崩れしない!正しいブラジャーの洗い方
【準備】洗濯表示をチェック
まずは、洗濯表示ラベルを確認しましょう。
桶の中に手のマークがあれば、手洗い推奨です。桶の中の数字が水温の上限になります。
お風呂の時に一緒にブラジャーを洗う方もいらっしゃるかもしれませんが、「手洗いマーク」「30」と書いてあるものはお湯を使うことができないので注意しましょう。
用意するもの
- 中性洗剤(あればランジェリー用洗剤)
- バケツ・桶または洗面台
- ゴム手袋
- タオル
洗い方
ブラジャーのホック等の金具は必ずは留め、カップ内側のパッドがあるものはあらかじめ取り外し、分けて洗います。
- 30℃ほどのぬるま湯に、中性洗剤をよく溶かし、洗浄液を作る
- ブラジャーを洗浄液に入れ、やさしくふり洗い
- 取り外したパットを優しく押し洗い
- 洗剤が残らないよう、しっかりすすぐ
- ブラジャーをタオルでくるんで水気をきる
- ブラジャーを逆さにし、ピンチで脇を挟んで、風通しの良い日陰で良く乾かす
ブラジャーは、もみ洗いや押し洗いをすると、型崩れしてしまいます。
逆さまにして、脇の部分を持ち、優しく振り洗いしましょう。すすぎの際も、押してすすぐのはNGです。
脱水で洗濯機を使うと型崩れの原因になるので、カップを潰さないようタオルで優しく水分を移しとります。
干す際は、肩ひものゴムが伸びないよう、注意しましょう。
ブラジャーは洗濯機では洗えない?
洗濯機で洗えるブラジャー(洗濯絵表示の桶の中に数字が書いてあるもの)は、洗濯機でも洗うことができます。
ホックを留め、パットを外してから専用ネットに入れ、デリケートコースで洗いましょう。
普通の洗濯ネットより、ワイヤー入りの専用ネットを使う方が型崩れを予防できます。
ブラジャーのお洗濯の悩みを解消!
ニオイが気になる
ブラジャーには、汗や皮脂などの身体から出る汚れが蓄積し、時間の経過とともに酸化し、嫌なニオイの原因になります。
ニオイが気になるときは、
・着用後、なるべく早く洗う
・短時間で乾かす
という2つを意識してみましょう。
傷みが心配!毎回洗うべき?
ブラジャーは、汚れが蓄積しやすいため、着用後は毎回洗いましょう。汚れが蓄積すると、ニオイや黄ばみの原因になります。冬場も同様です。
柔軟剤は使える?
柔軟剤を使用する場合、すすぎの一番最後の水に少量混ぜ、そのまま水分を移しとります。(柔軟剤のすすぎは不要です)
毎回手洗いは面倒!
手洗いが面倒な方は、購入の際に洗濯表示を見て、洗濯機洗いができるものを選ぶとよいでしょう。
捨て時が分からない!
ブラジャーの寿命は毎日着用して約3か月(使用回数は100回程度)ほどと言われています。劣化するとバストの補正力が弱まり、綺麗なバストラインを保ちにくくなります。
サイドのメッシュ・ゴムが伸びたり、薄くなっているもの、調整してもストラップがずれるものは、買い替えも検討しましょう。