エアコンに頼らずに部屋を涼しくしたい……
夏の暑さが本格化すると、ついエアコンに頼りきりの生活が続きがちです。しかし、長時間自宅で過ごす場合や就寝時には、冷房に頼りすぎるとだんだん身体がだるくなってしまうことも……。電気代の上昇や身体への負担を考えると、「なるべく自然な方法で涼しく過ごしたい」と考える人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、SNSで見つけたエアコンを使わずに部屋を涼しくする方法を試してみました。
エアコンに頼らずに部屋を涼しくする方法
窓開け換気+換気扇を回す
エアコンに頼りすぎずに部屋を涼しくしたいときは、窓を開け換気と換気扇の起動を同時に行う方法がおすすめです。
窓を開けただけでは、風の通り道がないと空気がこもりがちですが、換気扇を回すことで強制的に部屋の空気を外に出すことができます。こうすると短時間で空気の流れが作れるため、部屋にたまった熱気を効率よく排出できるのです。
窓開け換気の効果とポイント
窓開け換気の効果をより高めるためには、風の通り道を意識することが大切です。部屋の対角線上にある2カ所以上の窓を開けると、風がしっかり流れるため、こもった熱気を効率よく外に逃がせます。
また、窓を開ける方角も意識しましょう。朝の時間帯なら、日差しが入る東や南よりも、西や北の窓を開けるほうが涼しい風を取り込みやすくなります。エアコンがある場合でも、使う前にこうして熱気を逃がしておくと、冷え始めが早くなり、冷房効率がよくなりますよ。
実際に試してみると……
帰宅後、エアコンをつける前に対角線上の窓を数か所開けて、さらに換気扇を回してみたところ、部屋にこもっていたムワッとした空気がスッと外へ流れていくのを感じました。特に朝や夕方など、外気温が下がっている時間帯はより効果が大きく、外の風が通るだけで体感温度がかなり変わります。
エアコンに頼りすぎず快適に過ごしたい人は、ぜひ試してみてくださいね。
※エアコン使用中に換気する場合は、エアコンから離れた窓を開けると負荷を軽減できます。