よそうときの数秒がポイント!
筆者も普段、カレーや汁物をよそうたびに「また垂れた……」と少しストレスを感じていました。そんなときに見かけたのが、「おたまの底をもう一度カレーに浸けると、垂れにくくなる」というテクニック。
本当なのか、やってみました!
おたまの底を再びカレーにつける
まず、おたまでカレーをすくいます。
そのままお皿に向かうのではなく、おたまの底をお鍋のカレーの表面にもう一度浸けてから、そっと持ち上げます。すると、おたまからカレーが垂れにくくなるそうです。
おたまを持ち上げてみると……。おぉ~! 数滴垂れてしまうこともありましたが、筆者の実感としては、かなり垂れる量が減ったと感じました。
カレーをきれいにつぐことができました。
じつはこの裏ワザは、液体が表面の面積をできるだけ小さくしようとする「表面張力」という働きを利用しているんです。
ということは、カレーだけでなく、スープやみそ汁など、他の汁物でも試してみる価値があるかもしれません。ただし、どのくらい効果があるかは、液体の粘度やおたまの材質などによって変わる可能性もあると思います。
想像以上に実感できた
裏ワザを実際に試してみると、カレーを垂らすことなく、カレーをよそうことができました。想像以上の実感! 完全に垂れないとは言えませんが、簡単にできて垂れる量を減らせるかもしれません。きれいによそったカレーは、味は同じでもおいしそうに見えますよね。今後は、カレーはもちろん毎朝のみそ汁もこの方法でよそおうと思います。みなさんも、ぜひお試しください!
※液体の粘度や器具の材質によって効果には差があります。