お肉をパックごと冷凍するのは空気が入って冷凍障害を受けるのでNG
「パックごと冷凍すると、お肉とラップの間に空気が入った状態で冷凍することに。食材すべてに共通することですが、できるだけ空気は抜いて冷凍することが基本です」(山田教授)
とっただしを冷蔵保存するのはカビ菌が増殖するもとなので避けるべし!
「冷蔵期間が長いと、だし汁の中でカビ菌が増殖し、小さい子供はお腹を壊すことも。だしを保存したいなら、製氷皿に流し入れ、キューブにして冷凍しておきましょう」(山田教授)
一夜干しした魚は塩味がついているので冷凍OK!
「すでに塩味がついているので、冷凍障害も受けにくいです。一尾ずつラップに包み、ジッパー付き保存袋に入れて冷凍しましょう」(山田教授)
お刺身の保存は、冷凍より氷温庫での保存がおすすめ!
「冷凍するわけではないので、冷凍障害を受けないのです。そのため、お刺身として保存することが可能。といっても長期保存はNG。なるべく3日以内に食べきって」(山田教授)
冷凍ブロッコリーをお弁当に入れるのは、ゆっくり解凍されて細胞が破壊されにくいのでOK!
「ゆでであら熱を取ったら冷凍室へ。使うときはお弁当にそのまま入れてOK。自然解凍でゆっくりもどすほうがいいのです。保冷剤代わりにもなって◎」(山田教授)
いかがでしたか? 食品に最適な保存方法を知って、美味しく賢く使い切りましょう!
監修/山田昌治 取材/池田ゆき 「saita2月号 時短と節約 新ワザ176」より
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