小麦粉をつけて焼くとムラなく焦げ付きなく焼ける!
ポイントは、成形したハンバーグを焼く直前に、表面に薄く小麦粉をまぶすこと!「小麦粉の"熱を通しにくい"という性質を利用します。いつもより熱をじっくり入れることができるので、生焼け防止に。同時に、小麦粉でコーティングされるから、美味しさのもとである肉汁をぎゅっと閉じ込められるのです」(山田先生)
実験!小麦粉あり・なしでこれだけ焼き上がりが違う!
5分経過したところで返してみると…小麦粉なしのハンバーグは表面が焦げ始めていますが、小麦粉ありは焼き目がうっすら!
切り分けるとその差が歴然!
右が小麦粉なし、左が小麦粉ありのものです。小麦粉ありのハンバーグは、中まで均一に火が通っています。それに対して、小麦粉ナシのものは、表面は焦げているにもかかわらず、中心部分はまだ赤いまま。食べてみると食感にも違いがあり、小麦粉ありのものがふっくら&しっとりした食感なのに対し、小麦粉なしのほうがパサっとしていました。
小麦粉をまぶすだけでこんなに差がでるとは驚きですよね。化学反応を生かして失敗せずにハンバーグを作る方法、ぜひお友達にも教えてあげてください!
監修/山田昌治 撮影/松浦清美(Gran) 取材/池田ゆき
「saita2月号 時短と節約 新ワザ176」より
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