表面に〇〇〇をつけるだけで失敗なし!ハンバーグをふっくら美味しく焼き上げる方法

料理・グルメ

2018.11.25

うっかりすると焦がしてしまったり、かと思えば中まで火が通ってなくてもう一度加熱するはめになったり、意外と失敗しがちなのがハンバーグ。工学院大学の教授で食品科学者の山田昌治先生に、ハンバーグを失敗せずに作る驚きの方法を教えてもらいました。

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小麦粉をつけて焼くとムラなく焦げ付きなく焼ける!

ポイントは、成形したハンバーグを焼く直前に、表面に薄く小麦粉をまぶすこと!「小麦粉の"熱を通しにくい"という性質を利用します。いつもより熱をじっくり入れることができるので、生焼け防止に。同時に、小麦粉でコーティングされるから、美味しさのもとである肉汁をぎゅっと閉じ込められるのです」(山田先生)

実験!小麦粉あり・なしでこれだけ焼き上がりが違う!

手前が小麦粉なし、奥が小麦粉ありです。同じフライパンに入れて、同時に加熱していきます。

5分経過したところで返してみると…小麦粉なしのハンバーグは表面が焦げ始めていますが、小麦粉ありは焼き目がうっすら!

切り分けるとその差が歴然!

右が小麦粉なし、左が小麦粉ありのものです。小麦粉ありのハンバーグは、中まで均一に火が通っています。それに対して、小麦粉ナシのものは、表面は焦げているにもかかわらず、中心部分はまだ赤いまま。食べてみると食感にも違いがあり、小麦粉ありのものがふっくら&しっとりした食感なのに対し、小麦粉なしのほうがパサっとしていました。

小麦粉をまぶすだけでこんなに差がでるとは驚きですよね。化学反応を生かして失敗せずにハンバーグを作る方法、ぜひお友達にも教えてあげてください!

監修/山田昌治 撮影/松浦清美(Gran) 取材/池田ゆき
「saita2月号 時短と節約 新ワザ176」より

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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