元気なのはいいのだけれど・・・
出典:www.pakutaso.com好奇心おう盛な子供たち。歩くのが上手になると、次はよじのぼりなど縦移動をはじめますよね。
今まで高いところに避難させていたものを触られたり、高いところから落ちそうになったりして、ママは1日に何度もひやっとすることがありますよね。
テーブルとの隙間がないように椅子をぴったりとつけておくと、しばらくはよじのぼりを防ぐこともできますが、子供はすぐに椅子を引き出してから上ることを覚えます。
すると次の対策として、食事以外の時は椅子をテーブルから離して置くというママが多数。
でもこれって大人からしたらいちいち重たい椅子を移動しなければならず、部屋の動線も崩すしかなり不便なんですよね。
何かいい対策はないものか。本棚のいたずら防止DIYに続き、1歳児の母であるライター自身が考えて、効果があったDIYをご紹介します。
材料は手芸店で
主な材料は、丈夫な平織りのベルトと、幅が同じバックルの2種類のみ。手芸店で手に入ります。今回は25mm幅のベルト。椅子一つ分につきベルトを80cmほどとバックル1個を用意します。ベルトは一般的なダイニングチェアには80cmで足りますが、ご自宅の椅子が特に大きいものの場合は、必要な長さを確認して購入してください。
この他に設置の際に25mm〜30mmほどの木ねじを使用します。
一脚につき材料費は300円ほどです。
①ベルトの端の処理をする
ベルトを椅子1脚に使用する長さに切り、さらにその半分の長さにカットし2本にします。それぞれの片方の端を三つ折りにし、ミシンや手縫いで縫います。
次に、一本のベルトの反対側の端から爪がない方(受ける側)のバックルのパーツを通し、折り返した端が内になるように縫い留めます。
もう一本の残りの端は、爪がある方のバックルに通してから端を三つ折りにして縫います。
これでベルトは完成です。
いたずら対策をしたい椅子の数分作りましょう。
端が切りっぱなしでは使用しているうちにボロボロほつれてきますので、必ず処理しましょう。縫うのが面倒なら、ホットグルーでくっつけてしまっても良いと思います。
設置
椅子をテーブルとぴったりとつけた状態で、ベルトを固定する位置を決めます。
しっかり設置するために、木ねじで2点留めにします。ドリルがないご家庭なら、手動で頑張っても出来ると思います。
反対側も同じように固定します。
テーブルがちょっとかわいそうですが、しっかりと設置しなければすぐに壊されてしまい意味がありません。
完成
長さが調整できるので、ある程度どんな椅子でも対応可能、入れ替えもできます。
側面に設置できる面がないテーブルの場合は、天板の裏にネジで留めてください。少しベルトがねじれる形になりますが、効果は変わりません。
インテリアの雰囲気は損ねますが・・・
安心には変えられません。しばらくの我慢です。
これで子供には椅子を引き出せないので、今日から椅子にもテーブルにも上れません。自分でバックルを外せるようになる頃には、きっともう言葉で教えれば聞き分けができるようになっていますよね。
撤去後はテーブルの穴のケアを
出典:item.rakuten.co.jpねじを抜いた穴にこちらのパテを注入し、少し盛り上がった状態にして、
乾燥したらペーパーがけをして面をフラットに。
上からテーブルの色に合わせてアクリル絵具などの塗料で少し塗れば、穴を補修することができます。
これで木ねじの穴はほとんどわからなくなりますのでご安心を。
木部パテはお近くのホームセンターや、
楽天などネットでも購入できます。
いかがでしたか?本当に簡単にできて、効果は確実。
もう椅子をテーブルから離して置いたり、倒して置いたりしなくて済みます。
のびのびとさせてあげたい年頃ですが、やはり危ないことは出来ないように上手に防止してあげるのが賢明ですよね。
ハラハラ、イライラ要素が一つ減りますので、椅子のよじのぼりでお困りのママは是非トライしてみてください♪
詳しい木部補修の手順などはDIYブログにてご紹介していますので、補修の際はこちらも参考にされてください。
DIYで大人スウィートインテリア
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。