1日5分でOK★ ピラティスのインストラクターが教える肩こり解消のストレッチ3選

心と体

 1日5分でOK★ ピラティスのインストラクターが教える肩こり解消のストレッチ3選

2019.05.27

「肩こり」は大人ならほとんどの人が経験した事の
ある症状ではないでしょうか。

「肩こり」改善法をご紹介します。
身体をバランスよく整えて、もう、凝らない身体をつくっていきましょう。

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解説☆肩こりというのは?

筋肉は縮んだり伸びたりして、
ポンプのように血液を押し上げる役割もしています。
長時間、同じ姿勢(同じ筋肉に力が入った状態)でいることをとり続けると筋肉が固くなって、血行が悪くなってしまいます。

血行が悪くなると、老廃物がたまります。この筋肉内の老廃物が筋肉の痛みやしびれといった肩こりのつらい症状を起こす原因になるのです。

つまり、血液の循環を高めて老廃物を流してあげれば
肩こりの症状が和らぐということです。

ここからがポイントです!

例えば、育児中のママは肩こりに悩む方が多いですが、育児中のママは前かがみの姿勢をとる時間が多いですね。
この姿勢は首から背中にかけての筋肉は伸びた状態、胸の前の筋肉は縮んだ状態になります。
この状態を繰り返すと
筋肉が固まることにより更に固定され、筋肉の長さが変わり、伸縮しづらくなります。

首~背中→伸びた状態⇒縮みにくい
胸の前→縮んだ状態⇒伸びにくくなる

結果、気づいたら普段の生活から背中が丸まり、猫背の姿勢になっていくわけです。この姿勢がさらに肩こりの要因となります。

肩こりを改善する為に痛みが出ている背中側の部分だけをマッサージしたりストレッチをしても、
一時的な対処療法です。

背中側、胸の前の筋肉をきちんと伸縮できるのように、バランスよく筋肉を動かし、身体の前後を整えることが肩こりを根本的に改善するのに繋がるというわけです。

オススメのエクササイズをご紹介します。

1日5分!肩こり改善エクサ

エクササイズNO.1
①背筋を伸ばして座ります。
②両手の指先を肩にのせ、肩甲骨を使うようにして、
肘を大きく前から上、横とゆっくりと回します
③反対回しも行いましょう
各10回ずつ
※肩に力が入り、肩が上がらないように気を付けましょう。

エクササイズNO.2
①背筋を伸ばして座ります。
②胸の前で手のひらを合わせ、肘までつけます。
③肘をつけたまま、上下に動かします。
10回
※腕を上げた時に上半身が反らないように気を付けましょう

エクササイズNO.3
①背筋を伸ばし、手のひらを上に向け、肘を身体の横につけます。
②肘をつけたまま、腕を開いていきます。
胸を開き、肩甲骨が後ろで寄るのを感じるまで、開きましょう。
①②を10回繰り返す
※肩が上がらないように、耳から肩を引き離しましょう。




ポイントは正しい姿勢で正しく行うことです!
それぞれのストレッチは違う部位を伸ばしているので、3つを続けて行うと、効果アップ。
そしてできるだけ毎日やると効果的ですよ。

身体は筋肉が正しく機能し、身体の前後、左右がバランス良く使われるのが理想です。
長時間の同じ姿勢は、負荷自体は軽くても、同じ部分の筋肉を使い続けることになるので、肩こりの要因となります。
また、運動不足も筋力の低下により、肩こりの要因となります。

日常生活から身体を適度に動かすことが
凝らない身体をつくっていきます。
是非、隙間時間にエクササイズをやってみてくださいね。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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著者

Tomoko

Tomoko

中学生の娘の出産を機にピラティスを始め、現在はピラティスのインストラクターをしています。 女性を中心に様々な年齢層のクライアント様へ、目的に応じてパーソナルレッスンや都内専門スタジオ でレッスンを担当し、各種メディアでのエクササイズ監修などもしています。

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