夏は自律神経の乱れやすくなる季節…
入浴剤の楽しみ方を提案している「日本浴用剤工業会」(http://www.jbia.org/index.html)によると、夏は屋外と室内の温度差や室内での過冷房、夏場の多湿などにより自律神経が乱れやすくなるんだそうです。そうなると、血行障害や体温調整障害を引き起こし、疲れやストレス、冷えなどにつながり、倦怠感や食欲不振、不眠などの夏バテの症状を引き起こしてしまうんだとか…。子どもが夏休みで家にいて、ただでさえ大変なのに、夏バテにはなりたくないですよね。そこで、それらの不調を改善してくれるという「日本浴用剤工業会」おすすめの入浴法を紹介します。
「日本浴用剤工業会」おすすめの入浴法はこの2つ!
◆疲労を回復したいときは「高温浴」
42℃前後の熱めのお湯に短時間入ります。交感神経を刺激することで、心身ともに活発に! 血行をよくするので、疲労を早く回復させる効果が期待できます。
◆ストレスを解消したいときは「微温浴」
38℃前後のぬるめのお湯にながめにゆったり入ります。副交感神経の働きにより、リラックス効果が得られ、落ち着いた気分になれます。また、みぞおちから下だけお湯につかる半身浴もおすすめです。ぬるめのお湯なので、入浴後に過剰に汗をかくこともなく、さっぱりとした湯上りの入浴法です。
入浴時の水圧は、心臓の働きを活発にさせたり、全身の血行をよくしてくれるそう。また、水中では浮力によって体を軽く感じるため、だるさを感じなくなり、リラックスできるようになるんですって!
最近ストレスが溜まり気味なので、実際に「微温浴」を試してみた!
ということで、さっそく「微温浴」を試してみました。いつもは40℃くらいのお湯に入っているのですが、今日は38℃。ぬるい分、いつもよりながめに入ってもまったく熱くなることもなく、気持ちよくて、なんだかゆったり、まったりしてしまいました。かなりリラックスできたし、時間がゆるすなら、まだ入っていられそうでした。何より、入浴後の汗をかかなくて済んだのがよかったです。
さらに、入浴効果を高めて、血行をよくするには、無機塩類系入浴剤や炭酸ガス系入浴剤などをいれたり、リラックス効果を高めるため、ジャスミン系やレモン系の香りをプラスするとよりリフレッシュできるするそう。こちらも試してみる価値ありそうですね!
いつものお風呂タイムを少し変えるだけで、疲れやストレスとさよならできるなんて、うれしい限り。夏バテ気味という人も、夏バテになりたくないという人も、ゆったり入浴やさっと入浴で、この夏を乗り切りたいですね。
文/吉塚さおり
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