機能性チョコレートとは…
出典：www.ac-illust.comチョコレートが健康とリンクして語られるようになったきっかけは
高カカオ度チョコレートの発売でした。
機能性チョコレートを語る前に、そもそもチョコレートが「健康」や「美容」とリンクして語られるようになったきっかけは、高カカオ度を誇るチョコレートのポリフェノールの含有量だったように思います。ポリフェノールを摂ることによって、循環器系疾病リスク低減や動脈硬化の抑制など、さまざまな生活習慣病の予防効果があるといわれはじめました。その後、ポリフェノールの効果以外にも、ストレスの低減やたんぱく質の補給など、現代人、さらに言えばコロナ禍の多岐にわたるニーズ（免疫力など）に応える形で多くの機能性チョコレートが誕生しています。
大発明？！スタンディングパウチチョコレート
出典：www.ac-illust.com特に今回注目したのは、机の上で自立してくれる
しかも、少しだけ食べたいときでもOKなチャック付きのパウチに入った機能性チョコレート。
機能性チョコレートの中でも、今回ご紹介するのは業界用語？で「スタンディングパウチ」という袋に入ったもの。オフィスの机の上では自立しておりこうさんにしていてくれるし、バッグの中ではひと粒もこぼれずに、大人しくしていてくれる…特に気温が気になるこの時期にはとてもありがたい優秀な袋に入ったチョコレートたちです。チョコレートの第一人者として大尊敬しているフェリシモのチョコレートバイヤーみりさんが「こんなスゴイもん考えるの日本人ならではですよ！こういう気配りが世界一です！」と力説しておられたのが、このパッケージです。
メンタルバランスチョコレートGABA＜ミルク＞
比較的今回取り上げる中では古参のGABAはグリコのチョコレート。
まずは比較的今回扱う中では古参的存在のメンタルバランスチョコレートGABA＜ミルク＞。こちらはグリコから2005年に発売された「食べてホッとするチョコレート」。もともとチョコレートに含まれているγ-アミノ酪酸という成分を濃縮したGABAパウダーを加えて、事務的な作業による一時的・心理的なストレスを低減する機能を高めた、とのこと。ところが、実はこのGABAパウダー、グリコさんの情報によるとチーズのような味がするそうで、当時の開発担当者はかなりご苦労されたのだとか。私はしっかり甘いチョコレートが好きなので、いつも買うのはこのミルクですが、（他にビターがあります）ご苦労の甲斐あって！とてもまろやかでミルクの風味がおいしいチョコレートに仕上がっています。
電話応対OK！な、オフィスチョコ
まん丸ではなく、丸みを帯びたさいころのような形は、
デスクの上でコロコロと転がらないための工夫なんだとか。
パッケージだけでなく、このチョコレートが「オフィス向き」なのは、まんまるではなくてサイコロ型をしていること。デスクから転がり落ちない工夫です。また、小粒なので「突然の電話も大丈夫」とのこと。片方のほっぺたに無理なく収まるサイズなので、口に入ったまま会話をしても不自然にならない！という気配りまで…働く人の味方！のグリコさんに脱帽です。
１日5粒でストレス低減！
一時的・心理的なストレスの低減機能がある…と明記されていますね。
内容量は51グラムで23粒入っていました。こちらは1日当たりの摂取目安量が決められていて「10g（５粒程度）を目安にお召し上がりください」との表示があり、カロリーは10gあたりで58kcal、１袋で290kcal程度。板チョコ1枚が390kcal程度なのでカロリーは低くはありませんが、1日5粒なのでストレスを感じたら迷わずポイッ！とお仕事中でも口に入れやすいですね。
TANPAKCT（ミルクチョコレート）
たんぱく質であなたにプラス！
続いて興味津々なのが、このTANPAKCT。プロティンSAVASを作るノウハウが生かされているのかどうかは定かではありませんが、同じ明治の商品です。明治ミルクチョコレート（板チョコ）と言えば、saitaの連載「くまくんのおいしいレシピ」で人気のくまくんのままが「チョコレートの中で一番おいしい！」と断言されていたチョコレート。その明治ミルクチョコレートの2.6倍のたんぱく質が含まれています。「暑さでついつい、ランチはお素麺」というときには、おやつにTANPACTでたんぱく質補給をどうぞ！
手に付きにくい！オンタイム向き
こちらも四角く小粒。そして手に付きにくい工夫がされています。
GABAと同じく、デスクに転がりにくい四角い形。しかも見てわかる通りツヤがあり、つまんでも手でとけにくい工夫があるようです。光沢があるのでコーティングに秘密があるのかも。そして気になるお味ですが、GABAほどの口どけの良さはありませんが、逆に言えば口の中での「持ち」がよく、1粒でも満足感があります。たんぱく質を感じるかどうか…と言われると、心なしか最後の最後に溶け切るときにプロティンっぽい少し口に残る微妙な味がある程度。普通のチョコレートと言われても違和感はありません。このあたりは明治さんの技術のキモなのでは？と思います。正直、プロティンはなかなかおいしいものが見つかりませんが、TANPACTはしっかりおいしい！と断言できます。
１袋で6.2gのたんぱく質！
たんぱく質をおいしく楽しく…のコメントの通り、おいしさを兼ね備えた機能性チョコレート
こちらは内容量は44gで17粒入っていました。GABAと違って、1日当たりの摂取目安量が決められてはいませんが、カロリーは1袋あたりで262kcal。糖分だけでなく、たんぱく質が6.2g含まれているので、粒の量の割にはカロリーは高めかもしれません。しかし、１日60gの理想的なたんぱく質摂取量を考えると、貴重なたんぱく源で、しかも調理要らずの手間いらず…このお手軽さは見逃せません！チョコレートが大好きな子どもたちのおやつにも、手で溶けにくくてたんぱく質補給ができるTANPACTはオススメかも！？
おいしい！機能性チョコレート
オフィスに最適なフォルムとパッケージ。
しかもストレスリリースやたんぱく質補給にもいいなんて！
すっかり定着したリモート勤務やオフィスでも業務中にもコソッとおいしくて、しかもストレス低減やたんぱく質補給にも役立つ機能性チョコレート。「どうせ食べちゃう」のなら「頼れる」チョコレートを選ぶといいなぁ…と思った次第です。今回、しっかり味わっての感想は「どれもとてもおいしい」ということ。機能性チョコレートは、パッケージに漢字が多めに並んじゃうので、手に取りづらい空気感はありますが、ぜひおいしくストレスリリースやたんぱく質補給に取り組んでみてくださいね。
