清潔な加湿器で快適な秋を迎えよう
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)のaidogです。
秋の訪れとともに、多くの家庭で加湿器が活躍する季節がやってきました。加湿器は快適な室内環境を保つために役立ちますが、適切なお手入れを怠ると雑菌やカビなどの問題が発生することがあります。
今回は、加湿器の基本的なお手入れ方法についてご紹介します。快適な秋を過ごすために、ぜひこれらのステップを実践してみてくださいね。
加湿器のお手入れ
1. 電源を切ってからお手入れを
加湿器のお手入れを始める際には、必ず電源プラグを抜いた状態で行いましょう。電源を切ることで、安全かつ効果的にお手入れ作業を進めることができます。
2. タンクの水は、毎回ふり洗いをする
加湿器の普段のお手入れは、非常にシンプルです。基本的に洗剤は不要で、お手入れは水で洗い流すだけ。そして、洗った後は必ず十分に乾かすことが重要です。
使用後、タンク内の残った水を捨て、タンクに少量の水を入れてからキャップを閉め、振り洗いをします。
タンクのキャップや内側も流水で洗います。
この簡単なお手入れ法を定期的に行うことで、加湿器を清潔に保つことができます。
つい水がなくなるまで使い続けてしまいがちですが、加湿器をそのままにしておくと雑菌やカビが発生し、不快な臭いの原因になる可能性があります。水を毎回交換し、水垢や汚れの蓄積を防ぎましょう。
3. 2週間に1度の本格的なお手入れ
2週間に1度、本格的なお手入れを行いましょう。それでも、作業は非常に簡単です。
本体からふた、タンク、抗菌銀カートリッジなど取り外します。
抗菌銀カートリッジを流水で洗います。
本体に残っている水を捨て、やわらかい布で拭きます。
細かい部分に水垢汚れがある場合、付属のブラシか湿らせためんぼうを使ってやさしく拭き取りましょう。
通常、水垢を除去するときには「クエン酸」などの酸性洗剤を使うことが一般的ですが、一部の製品ではこれが適していない場合があり、製品に損傷を与えることがあるため注意が必要です。洗剤の使用自体が制限される場合もあります。そのため、加湿器の取扱説明書で確認の上、適切な方法で行なってください。
こまめな水洗いでキレイが続く
今回ご紹介したのは超音波式の加湿器ですが、他にもスチーム(加熱)式、気化式、ハイブリッド式(加熱気化式)など、さまざまな種類の加湿器があります。加湿器を清潔に保つために最も重要なことは、「こまめに水洗いを行うこと」、そして「使用後に乾燥させること」です。
加湿器のメンテナンス方法は各メーカーによって異なることがあるため、ご自宅の加湿器の取扱説明書をお読みいただき、指示に従ってお手入れを行ってみてください。快適な加湿器で乾燥から身を守りましょう。