壁には「尿はね」がごっそり……。
トイレへ入ると、独特なアンモニア臭が気になることはありませんか？じつはそれ、壁のついた汚れが原因かもしれません。
壁につく主な汚れは、「尿はね」と「水はね」の2つです。
男性が座らずに用を足したときに尿が飛び散ったり、タンクの水がはねたりして、壁に付着します。この汚れをそのまま放置しておくと、悪臭や雑菌の繁殖することも……。さらに悪化すると、黄ばみやカビの発生にもつながってしまいます。
また、用を足すときに何気なくと壁をさわるクセがある方や、小さなお子さんがいる場合は、「手あか」も壁が汚れる要因のひとつです。
今すぐできる！トイレの壁掃除術
トイレの壁は、見た目以上に汚れています。もしかすると、便器よりも汚れの巣窟になっているかもしれません。
そんなトイレの壁汚れは、「クエン酸スプレー」1本で撃退できます！
手順1．クエン酸スプレーをキッチンペーパーに吹きかけます。
トイレットぺーパーを使ってもOK！
ただ、クエン酸を吹きかけるとボロボロと破れやすくなるので、私はあえてキッチンペーパーを使っています。
手順2．壁全体をクエン酸拭きします。
ぱっと見る限り汚れていなくても、尿や水はねが付着している場合があります。
クエン酸拭きは同時に除菌もできますので、壁全体をしっかりと拭き上げましょう！
手順3．巾木の汚れもしっかりと拭き取れば終了！
わが家のように、トイレの壁に巾木がある場合は、こちらのお掃除もぬかりなく。
ほこりや汚れがごっそり！キッチンペーパーは真っ黒です。余裕があれば、床もついで掃除をしておくと尿はね汚れを徹底的に落とせますよ。
塩素系漂白剤は絶対一緒に使わないで！
トイレの壁に付着した汚れは、クエン酸を使えば簡単に落ちます。
壁に限らず、便器や床、トイレ以外の水まわりの掃除にも使えるので、クエン酸は一家に1本あると便利です。
ただし、「塩素系漂白剤」と同時に使うのは絶対NG。
化学反応によって人体に有害なガスが発生する、「混ぜると危険」な組み合わせです。
塩素系洗剤はトイレの黒ずみ汚れに効くものが多いので、うっかり使うことのないよう、壁掃除とは分けて行うと安心ですね。
