円形のナゾのくぼみの正体は……?
道路で見かける、ドーナツのようなくぼみの正体は「Oリング」と呼ばれるものです。一見デザインのようにも見えますが、もちろん施工されている明確な目的があります。
路面の摩擦を高める「Oリング」加工
「Oリング」と呼ばれるこの凹凸は、路面の摩擦性を高めるための滑り止め工法の一つです。あえて規則的な「くぼみ」を作ることで、タイヤや靴底との引っ掛かりを強め、雨の日などの転倒やスリップを防ぐ役割を果たしています。
デザインではなく、歩行者や自転車、自動車が安全に利用するために欠かせない存在なのです。
Oリングが多い場所
この丸いくぼみ、どこででも見かけるわけではありません。坂道や地下駐車場の傾斜した通路など、急こう配のある場所に多く使われています。
坂道はアスファルトでの舗装が難しいため、コンクリートで舗装されることが多い場所です。コンクリート表面は雨で滑りやすくなることもあるため、滑り止めとしてこのOリングが施されているのです。
ちなみに、このOリングはドーナツ状のゴム製のリングを道に並べ、硬化前に抜き取ることで形成します。道路を埋め尽くすようにあるOリングを見る限り、かなり手間をかけて作られているようです。
道路には知られざるナゾがいくつもある
道路にあるドーナツのようなくぼみは、ただの模様ではありません。滑りを防ぎ、私たちが安心して歩いたり運転したりするための重要なものです。
私たちが使っている道路には、Oリングのような用途が分からない“ナゾ”がたくさんあります。ただ、こうしたもののおかげで、私たちは安全に道路を使えているんですね。ぜひ、身近な道路に隠されたナゾを見つけたら、その正体を探ってみてください。


