知らなかった。車のルームミラー下の“謎のフック”の正体

家のこと

2025.10.24

車に乗ると目に入る「ルームミラー」。その下に、ちょこんと付いている“謎のフック”のような出っぱり、気になったことはありませんか? じつはこれ、ちゃんと意味のある大事なパーツなんです。

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あの小さな突起は「まぶしさを防いでくれる」レバー

防眩レバー

ルームミラーの下についている、小さなレバーのようなものの正式名称は「防眩(ぼうげん)式ルームミラー」のレバーです。主に活躍するのは、夜間の走行時。後続車のヘッドライトがまぶしいときに、レバーを操作すると、鏡の角度が変わり、反射を弱めてくれます。
つまり、“謎のフック”の正体は、後続車のヘッドライトによるまぶしさを防いでくれる、大切なものなのです。

「レバー」の使い方

操作はいたって簡単、レバーの角度を変えるだけで後方車両のライトの反射を和らげます。

反射を弱める→レバーを手前に引く

レバーを手前にすると反射が弱まる

後ろのライトが眩く感じる夜間走行時は、レバーを手前に引きましょう。すると、鏡の角度が傾いて反射光を抑えてくれます。

反射を強める→レバーを奥側に押す

レバーを奥にすると反射が強まる

反対にレバーを奥に押すと、ライトの反射は強くなります。昼間走行するには問題ありませんが、ライトをつける夕方~夜の時間帯は向きません。

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ものを吊り下げて使うのは避けて!

ものを下げるのは避けた方が無難

フックのような見た目の「レバー」。ここに、マスクやキーホルダー、おまもりをかけている方は少なくないでしょう。しかし、防眩効果を得るには、レバーを手前に引く必要があるため、ものをかけた状態では使えません。

防眩レバーは正しく使おう

「防眩(ぼうげん)式ルームミラー」のレバーは、ドライバーの視界と安全を守る大切なパーツです。正しい使い方で、安全な走行を心がけましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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