斜線の数で意味が異なる
街中でよく見かける、赤い丸に斜線が入った交通標識。あらゆるところに設置されている身近なものですが、正しい意味を説明できますか? もし間違った認識で運転をしていると、交通違反を起こすリスクがあります。
正しい意味は……?
青地に赤い縁の道路標識は、斜線の数で意味が大きく異なります。赤い線が2本、バツ印のようになっているのは、「駐停車禁止」の意味を持ちます。
そのため、駐車だけでなく停車もNGです。「飲み物を買うだけ」「人が乗り降りするから……」と、短時間停車するのも禁止になります。
少しならいいかなと車を止めたくなる場面もありますが、駐停車禁止の道路標識がある場所で行うと交通違反となります。
「駐車禁止」は赤い線が1本
青地に赤い縁に、線が1本斜めに入っているものは「駐車禁止」の道路標識です。駐車は禁止されていますが、停車行為は問題ありません。人の乗り降りに対する時間制限はなく、貨物の積み下ろしは5分以内と制限があります。
この道路標識がある場所で駐車すると、罰則の対象となりますので注意しましょう。
似ているからこそ「見間違い」に注意しよう
普段なんとなく見過ごしている道路標識も、斜線の入り方ひとつで意味がまったく変わります。
うっかり交通違反をしないよう、道路標識の正しい意味を今一度確認しましょう。



