「一方通行」だと思ってない?似ているけど意味が違う“道路標識”の見分け方

カルチャー

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2025.11.28

車を運転していると、たくさんの「標識」を目にします。そのひとつひとつの意味を正確に覚えていますか? ここでは、似ているけれど意味が異なる、「間違いやすい標識の意味と見分け方」について取り上げます。

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これ、一方通行じゃありません!

一方通行に似ている「左折可」の標識出典:stock.adobe.com

今回ご紹介するのは、こちらの標識。白地に青い矢印が描かれたシンプルな標識は、日ごろから目にすることも多いでしょう。
一見、「一方通行」の標識に見えますが、じつは間違い。本当の意味は……?

「左折可」を示す標識

左折可の標識出典:stock.adobe.com

白地に青い矢印が描かれた標識の正しい意味は、「左折可」です。
“信号が赤でも左折可”というのが、特徴のひとつ。もちろん、歩行者や周囲の車をしっかり確認するのが大前提ですが、知っておくと「信号待ちしなくてもいいんだ」とスムーズに進めます。

左折可の標識は信号が赤でも進める出典:stock.adobe.com

標識と合わせて、「常時左折可」と文字が書かれているケースもあります。左折可の標示板は、原則として片側2車線以上の道路に設置されます。
なお、その場所に別途レーン規制標識(指定方向外進行禁止など)がある場合は、そのレーンからの直進・右折が制限されることがあります。

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「一方通行」の標識は?

一方通行の標識出典:stock.adobe.com

「左折可」と間違いやすい「一方通行」の標識。見た目はよく似ていますが、色が異なります。一方通行の場合は、青地に白い矢印です。

一方通行は車だけではなく、軽車両である自転車にも適用されるのがポイントです。最近は自転車の逆走トラブルも増えているので、家族に自転車通勤・通学の人がいる場合はこのルールを知っているか確認しておきましょう。

補助標識にも注目しよう

一方通行の標識には補助標識がついていることも出典:stock.adobe.com

一方通行の標識には、白い長方形の板で「補助標識」が付いているケースがあります。
たとえば、一方通行の標識の下に「自転車を除く」と書かれている場合、自転車は除外されます。補助標識の内容は場所によって異なりますので、必ず確認しましょう。

似ていても、意味はまったく別物

見た目はよく似ていますが、「白地に青い矢印=左折可」「青地に白い矢印=一方通行」と意味が異なります。
普段なんとなく見過ごしてしまう標識ですが、意味を知っておくだけで運転の安心感が変わります。いつもの道でも、改めて確認しておきましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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