知らなかった。道路にある“ドーナツ状のくぼみ”の正体と役割

カルチャー

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2026.02.09

普段何気なく歩いている道路には、安全性を保つためのさまざまな工夫が施されています。たとえば、ときどき見かける“ドーナツのようなナゾのくぼみ”もそのひとつ。ちょっと不思議なデザインですが、じつは「なるほど」と思える大事な役割があるんです。

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円形のナゾのくぼみの正体は……?

道路で見かけるドーナツ状のくぼみ出典:stock.adobe.com

道路で見かける、ドーナツのようなくぼみの正体は「Oリング」と呼ばれるものです。一見デザインのようにも見えますが、もちろん施工されている明確な目的があります。

路面の摩擦を高める「Oリング」加工

「Oリング」と呼ばれるこの凹凸は、路面の摩擦性を高めるための滑り止め工法の一つです。あえて規則的な「くぼみ」を作ることで、タイヤや靴底との引っ掛かりを強め、雨の日などの転倒やスリップを防ぐ役割を果たしています。
デザインではなく、歩行者や自転車、自動車が安全に利用するために欠かせない存在なのです。

Oリングが多い場所

Oリングが多い場所出典:stock.adobe.com

この丸いくぼみ、どこででも見かけるわけではありません。坂道や地下駐車場の傾斜した通路など、急こう配のある場所に多く使われています。
坂道はアスファルトでの舗装が難しいため、コンクリートで舗装されることが多い場所です。コンクリート表面は雨で滑りやすくなることもあるため、滑り止めとしてこのOリングが施されているのです。
ちなみに、このOリングはドーナツ状のゴム製のリングを道に並べ、硬化前に抜き取ることで形成します。道路を埋め尽くすようにあるOリングを見る限り、かなり手間をかけて作られているようです。

道路には知られざるナゾがいくつもある

道路にあるドーナツのようなくぼみは、ただの模様ではありません。滑りを防ぎ、私たちが安心して歩いたり運転したりするための重要なものです。
私たちが使っている道路には、Oリングのような用途が分からない“ナゾ”がたくさんあります。ただ、こうしたもののおかげで、私たちは安全に道路を使えているんですね。ぜひ、身近な道路に隠されたナゾを見つけたら、その正体を探ってみてください。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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