1.全く境遇の違う2人が言葉を超えて関係を深める切なすぎる恋模様「愛していると言ってくれ」
1995年に放送された、DREAMS COME TRUEの主題歌「LOVE LOVE LOVE」で有名な、豊川悦司&常盤貴子のダブル主演ドラマを、年齢を少し上に設定して描く韓国版リメイク作品。トヨエツに当たる役を、映画『私の頭の中の消しゴム』で日本でも人気を博したイケメン俳優のチョン・ウソンが演じています。相変わらず素敵です!
元CAのチョン・モウン(シン・ヒョンビン)は33歳で役者になる夢を抱いていますが、オーディションや、エキストラで参加した現場で酷評されてばかり。映画の撮影で行った済州島でも、すぐに役を下ろされてしまったモウンは、44歳の聴覚障害のあるアーティスト、チャ・ジヌ(チョン・ウソン)と偶然出会って心を通わせます。
その後、運命的にソウルでジヌと再会したモウンは、彼に惹かれていき、手話を勉強してジヌとの距離を縮めようと努力します。他人との繋がりを持たないようにしてきたジヌも、やがてモウンへの愛を感じるようになっていきますが、2人の間には克服するのが簡単ではない壁がいくつもありました……。
日本版は元気いっぱいの若い女性がヒロインでしたが、韓国版はしっとりとした大人の男女のロマンスといった雰囲気が魅力的です!
2.6年交際するも破局を迎えた2人が4年後に再会。未練と苦い想いに揺れる「サウンドトラック#2」
音楽が繋ぐ恋を描く、新感覚ミュージック・ラブストーリー・シリーズの第2弾。第1弾は2023年7月に当サイトで紹介しましたが、ときめきが止まらない前作とはちょっと違って、同棲するくらい深い間柄だったカップルが、冷たく悲しい別れを経て再び接近する、大人だからこそ共感できる恋愛ドラマになっています。
ト・ヒョンソ(クム・セロク)とチ・スホ(ノ・サンヒョン)は、大学のバンド活動で出会って恋に落ち、6年という年月を共にしました。でも、“天才ピアノ少女”と言われていたヒョンソが辛い現実に直面し、夢を諦めることになっても気づかず、自分のやりたいことに邁進していたスホは、彼女と心がすれ違い、2人は別れを迎えます。
4年後、スホは世界中のインフルエンサーやクリエイターを起用するコンテンツ会社のCEOとして成功するも、過労で自宅療養を余儀なくされ、医師からゆったりと楽器を演奏することを勧められます。そんなスホのもとにピアノ講師として現れたのは、なんとヒョンソでした。
ヒョンソへの未練が溢れるスホ。そんな中、発掘したシンガーソングライターのケイ(ソン・ジョンヒョク)と彼女と3人で合宿をすることになり、ケイもヒョンソが好きだと知ったスホは気が気ではありません。
複雑な想いを抱く元カップルと年下男性の三角関係が展開する中、ヒョンンソはどちらとの愛を発展させるのでしょうか!? ぜひ全6話を一気見してみてください!
3.再婚を目指すバツイチの主人公が婚約間近だと思っていた恋人に二股をかけられ……「もう一度ハッピーエンディング」
不仲が原因で解散したアイドルグループのメンバーだった主人公・ハン・ミモ(チャン・ナラ)が、バツイチとなった後、再婚専門の結婚相談所の経営者に! 自らも再婚を目指して奮闘中だったミモは、あろうことか同じグループ出身のライバルに恋人を奪われてしまいます。
失恋して落ち込んでいたミモは、居合わせた芸能記者のソン・スヒョク(チョン・ギョンホ)とヤケ酒を飲んで泥酔し、2人は酔った勢いでなんと婚姻届を出してしまいます!
実は、ミモとスヒョクは小学校の同級生だったことが発覚。シングルファーザーのスヒョクと突然夫婦となり、大パニックのミモですが、彼の親友で、アイドル時代からミモのファンだったイケメン医師のヘジュン(クォン・ユル)とも急接近することになり、ドタバタなラブコメディが繰り広げられます。
本作はラブコメではありますが、ミモと前夫とのリアルな離婚原因や、幸せになりたいと願う大人の女性の心情などもしっかりと描かれ、共感ポイントの多い恋愛ドラマとして、見出したら止まらなくなる面白さがあります!