塩素系漂白剤は使わない!「まな板」の“見えない菌やニオイ”をスッキリ落とす方法

家のこと

2024.11.22

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)のaidogです。毎日の調理に欠かせないまな板、汚れや臭いが気になっていませんか? 漂白剤を使えば手軽に除菌・消臭ができますが、「強い薬剤を使うのはちょっと……」と感じる方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、目的に応じて選べる、漂白剤を使わないお手入れ方法をご紹介します。

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まな板のお手入れは中性洗剤が基本

まな板

まな板を清潔に保つためには、まず中性洗剤で汚れをしっかり落とすことが前提です。この基本ができていないと、その後の手入れで十分な効果が得られません。

その上で、目的に応じた以下の方法を選べば、漂白剤を使わずに清潔で安心な状態を保てます。

  1. 軽い汚れや臭いを取りたいとき → 重曹
  2. 雑菌を抑えて臭いを消したいとき → クエン酸スプレー
  3. 高温殺菌でしっかり除菌したいとき → 熱湯
  4. 仕上げの除菌をしたいとき → アルコール除菌スプレー

それでは具体的な方法を詳しくご紹介します。

⒈軽い汚れや臭いを取りたいとき:「重曹」

重曹を振りかける

まな板を軽く水で濡らし、重曹を大さじ1~2ほど振りかけます。

重曹をふりかけてタワシでこする

スポンジやタワシでこすり、汚れが落ちたら水でしっかり洗い流してください。

ポイント:重曹は油汚れや臭いを中和してくれるので、ニンニクを切った後のお手入れに最適です。日々の軽い汚れや臭いが気になるときに手軽に使えます。

⒉雑菌を抑えて臭いを消したいとき:「クエン酸スプレー」

クエン酸をスプレーする

クエン酸スプレーをまな板全体に均一に吹きかけます。5分ほど置いた後、水でしっかり洗い流しましょう。

ポイント:クエン酸は酸性の力で菌の繁殖を抑え、魚の生臭さなどの嫌な臭いもスッキリ取り除きます。お酢を代わりに使うこともできますが、クエン酸はツンとした匂いが気にならないのが嬉しいところ。雑菌や臭いが気になるときにおすすめです。

⒊高温殺菌でしっかり除菌したいとき:「熱湯」

注意点

熱湯を使う前に、必ず中性洗剤で汚れをしっかり落としてください。肉や魚などのタンパク質汚れは、60度以上のお湯で固まる性質があり、汚れが落ちにくくなるだけでなく、雑菌繁殖の原因にもなります。

手順

熱湯をかける

まな板全体に熱湯を回しかけて殺菌します。そのまましっかり乾かしてください。

ポイント:高温で菌を殺菌する効果がありますが、汚れが残っていると効果が薄れるため、事前の洗浄を忘れずに。生ものなど強力な除菌が必要なときに適した方法です。

⒋仕上げの除菌をしたいとき:「アルコール除菌スプレー」

アルコール除菌スプレーを吹きかける

乾いたまな板にアルコール除菌スプレーを全体に吹きかけます。そのまま自然乾燥させれば完了です。

ポイント:アルコールスプレーは菌の再発生を防ぎ、まな板を安心して使える状態に保つことができます。洗浄後の仕上げとして使用するのがおすすめです。食品用のアルコールスプレーを選ぶと、さらに安心して使えますよ。

清潔なまな板で毎日の調理を快適に

まな板は食材のカスや臭いが残りやすく、そのまま放置すると雑菌やカビが繁殖してしまいます。今回ご紹介した方法を目的に応じて選んで使うことで、手軽に清潔な状態を保つことができます。

また、黒ずみや傷がひどく、汚れが取れない場合は買い替えを検討するのもひとつの手です。木製まな板は表面を削ることで再利用できますが、プラスチック製まな板は衛生面を考えると2年を目安に交換すると良いでしょう。

日々のお手入れを工夫して、清潔なまな板で毎日の調理を快適に楽しんでくださいね。

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著者

aidog

aidog

5人家族40代主婦。youtuberとして活動中。YouTubeチャンネル『暮らしを整える わたしの習慣 / aidog channel』『暮らしを整える お掃除vlog』にて、簡単に取り組める掃除・片付け・まとめ買い・料理など家事全般について発信。ウタマロクリーナーやオキシクリーンを活用した掃除術が得意。

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